関西人の薄味アピールを調査してみた件|月曜から夜ふかし

関西人とは関ヶ原の戦いに敗れ首都が東京に移っても、心のどこかで関東の人間を見下している人達です。

 

そんな関西人がことあるごとに口にするのが「関西は薄味やさかい、関東の食べ物は塩辛くてよう食べられへん」です。

 

そして関西人は「洗練されている我々に対し、関東人は田舎者」「本質が分かる我々に対して関東人は何も分かっていない」と薄味アピールには根深いニュアンスがあるのです。

 

本当に関西は薄味なのか問題

全国的に人気の某カップうどんは関東と関西で味を変えています。スープの色は関東が濃く関西が薄いです。しかし、塩分濃度を測ってみると、むしろ関西の方が高いのです。

 

さらに、関西人御用達のうすくち醤油ですが、ラベルに「こいくちしょうゆより塩味が強い」と明記されています。

 

つまり、関西人は色だけの先入観で関東を見下しているのです。

 

色の違いはなぜ生まれたのか?

相愛大学人文学部の前垣和義さんによると、それは江戸時代からだそう。江戸(東京)では鰹節が主体で、鰹の色やニオイが出ます。それを醤油の色で隠していこうということから濃口醤油を使ったのです。

 

一方、関西は昆布でダシをとります。昆布は色やニオイが出ないため薄い色なのです。さらに、関西は白身魚を好み、関東は赤身魚をよく食べていたため、このような違いが生まれました。

 

京都人はパン購入量が全国1位。京都人の多くは出汁もへったくれもないパンを日本の誰よりも愛しているのです。また京都人はコーヒーに使う金額も全国1位です。関東の濃い色の出汁をバカにしながら実際は真っ黒な汁をゴクゴク飲んでいるのです。

 

さらに、こってりの代名詞「天下一品」も京都発祥。つまり21世紀に関西人も関東人もウマいと思うものはさほど変わらないのです。それにも関わらず薄味アピールをやめられないのです。

 

関西人 薄味アピールをやめられない問題

番組では関東風のそばを京都人に食べてもらっていました。関西風のそばの方が塩分濃度が高いにも関わらず「からいです」「濃いっていうかしょっぱい感じがする」「蕎麦に湯入れて醤油を入れて食べてる様な感じ」とのたまっていました。

 

さらに、塩分濃度は関西風の方が高いことを伝えても「薄い方が美味しそうに見える」と真実を伝えても京都人のプライドは揺るぎませんでした。

 

「月曜から夜ふかし」
関西人の薄味アピールを調査してみた件

コメント

  1. まず、間違っている部分、関西人が関東のつゆを辛いというのは塩辛いじゃなくて、醤油や調味料の辛さを指摘しています。関西のだしつゆは昆布を使うため、調味料を風味付け程度にしか使いません。だから関西のつゆはだしが決め手と言います。逆に関東は昆布を使わずに濃口醤油で味を整えます。だから関東ではだしよりかえしを使ったつゆが決め手になります。このつゆの濃厚な醤油味が関西人には少々パンチが強く、辛いと感じるのです。これはだし文化の濃い関西と、醤油文化の強い関東の文化の違いです。関西は良質な昆布が昔から多く流通していましたが、関東には物流の問題でそれが届かず、醤油文化が発展しました。色の濃さは醤油をどれくらい使ってるかの差です。関東と関西ではだしの取り方が全く別物なので色は違って当たり前なのです。塩分濃度だけを見て説明できる話じゃないのに、間違った理論で薄味アピールと印象操作をするのはどうでしょうか?