高樹沙耶は今…謎の石垣島生活|爆報!THEフライデー

1983年、19歳にして映画「沙耶のいる透視図」で主役デビューした高樹沙耶(たかぎさや)さん。その後も「毎度おさわがせします」「刑事貴族」「相棒」「スウィート・ホーム」「お金がない!」など数々の大ヒットドラマに出演。女優としての地位を確立しました。

 

プライベートでは1998年に歌手・中西圭三(なかにしけいぞう)さんと結婚。しかし、結婚生活はうまくいかず、わずか2年で離婚しました。

 

2012年、ある週刊誌のスクープによって彼女の人生の歯車は大きく狂っていきました。それは「石垣島に移住し大麻研究家との新婚生活」というもの。記事の内容は石垣島に移住した高樹沙耶さんが大麻研究家の男性と事実婚状態で、大麻を吸引しているという衝撃的なもの。この記事が世に出たことで、高樹沙耶さんについた呼び名は「大麻女優」イメージが悪化した高樹沙耶さんは表舞台から姿を消しました。

 

 

高樹沙耶さんが若手女優として活躍していた当時はバブルの真っただ中。高級マンションに住み、毎晩のように六本木のディスコで夜遊びを繰り返していました。そして、当時の1番のこだわりはブランド物の洋服でした。

 

その後、34歳の時に歌手・中西圭三さんと結婚するものの2年で離婚。心に傷をおった高樹沙耶さんは芸能界を引退。都会を離れハワイや千葉の自然の中で生活しました。

 

そんな中、高樹沙耶さんはフリーダイビングのワールドカップに出場。素潜りで当時の日本新記録53メートルを樹立し銀メダルに輝きました。ダイビングとの出会いが高樹沙耶さんの心境に変化をもたらしました。そして自然の中で暮らすうちに傷ついた心も癒され、再び芸能界に復帰しました。

 

しかし2012年7月、突如ある宣言により世間を騒がせました。

 

私このたび大麻草検証委員会の幹事となり自然回帰活動とともにこのことを多くの方に知っていただきたく活動に参加することを表明いたします。

 

自身のブログで大麻の合法化を訴える活動を宣言したのです。これにより、いつ彼女が逮捕され番組が放送できなくなるか分からないと悪評が流れました。さらに、仲の良かったスタッフにも陰口をたたかれました。そんな高樹沙耶さんについたあだ名は「大麻女優」でした。

 

仕事を失った高樹沙耶さんは、人との交わりをたち芸能界を引退。逃げるように石垣島へと移住しました。しかし、待っていたのは住民たちの白い目でした。

 

自分自身で大麻草がどういうものなのか、なんでみんな調べようとしないの?って私は逆に思うんですよ。あなたが思ってる大麻草のイメージってどこから来たものですか?どこで仕入れた情報ですか?(高樹沙耶さん)

 

そんな高樹沙耶さんは現在、石垣島で4人の男性と一緒に生活しています。森山繁成さん(58歳)は事実婚状態と報道された人です。森山さんは狭心症の治療のため暖かい石垣島に来ているそうです。東京にいる家族の了解も得て、そのまま居ついてしまったと言います。

 

小見祐貴さん(26歳)は世界を放浪している中で石垣島に辿り着きました。和田英幹さん(41歳)は元々建築関係の技術者です。平山誠さん(64歳)は3年前まで参議院議員でした。帯状疱疹の治療のため暖かい石垣島に来て、そのまま居ついています。

 

4人とも恋愛感情はゼロだそうで、高樹沙耶さんの生き方に共感し共に生活をしているそうです。

 

高樹沙耶さんは石垣島に「虹の豆 浮世離れ」という宿泊施設を作っています。4年前、ジャングルだった1500坪の土地を全財産をはたいて購入。一人で開墾し、施設を作り始めました。すると、土木技術者の森山さんや、他の同居人たちなど高樹沙耶さんの思いに賛同した仲間も増え、自分たちだけの力で3年かけて施設を完成させました。5人まで泊まれる施設を貸切で1泊3万円だそうです。施設には月に10組程が宿泊し、売り上げは約30万円。全員の生活費となっているそうです。

 

そして、最初は嫌厭していた地元の住民にも認められ、すっかり仲間になっています。しかし、なぜ変人扱いされてまで高樹沙耶さんは大麻の合法化を訴えているのでしょうか?

 

大麻草っていうのはロープを作ったり洋服を作ったり、麻の実は栄養価が高い。世界の医学現場では医療大麻が使われいる。こんなに健康になるもので、私たちの生活にも役立つのであれば、ちゃんと国がもう一度検証していただいて使えばいいんじゃない?というところから。(高樹沙耶さん)

 

高樹沙耶さんは再び叩かれるのを覚悟の上、自身の信念を改めて語りました。そして高樹沙耶さんはこの信念を貫き、煌びやかな芸能界を捨て何もないジャングルを開拓し石垣島で生活しています。

 

「爆報!THEフライデー」

この記事のコメント