元祖おデブ子役の細山くんが壮絶なイジメの過去を告白|爆報!THEフライデー

生意気なキャラと愛くるしい笑顔でバラエティー番組には欠かせない存在だった細山貴嶺くん。体重は中学生の時に最高107kg。現在はダイエットに成功し67キロになっています。

細山貴嶺くんが芸能活動を始めたのは2歳の時。極端な人見知りと引っ込み思案な性格を直そうと母親が子役スクールに入門させました。そして、「おはスタ」で生意気なお坊ちゃまキャラで人気者に。これをきっかけに数々のバラエティ番組に呼ばれ、子役ながら当時のレギュラーは5本。

しかし、小学校3年生の時に両親が離婚。母親に引き取られましたが、子供ながらにショックを隠せませんでした。

イジメ

母親のすすめでインターナショナルスクールに転校。テレビではおデブキャラで人気を得ていましたが、太った体型がイジメの対象になってしまいました。インターナショナルスクールでは日本語の授業以外は全て英語なため、言葉が話せない細山くんはイジメっ子にとって格好の餌食でした。

言葉は理解できないものの罵られていることだけは分かったといいます。テストの時には知らない間に鉛筆の芯が折られていたり、提出したはずの宿題が捨てられていたりしたそうです。

学校で怯えながら過ごす細山くんにとって、テレビ番組の収録は唯一の休息の時でした。しかし、人気が出れば出るほどイジメはエスカレート。言葉の暴力だけではおさまらず、首を絞められて失神することもありました。

母親が学校に抗議するも、神経質になりすぎだと学校は取り合ってくれませんでした。さらに、イジメによるストレスで過食が止まらず小学5年生の時には体重が70kgになってしまいました。

ついには、みんなが下校した学校で衝動的に自殺をはかってしまいました。

一命を取り留めた細山君は、中学では環境をかえるためイジメっこたちとは違う中学校へ進学しました。しかし、「臭い」とイジメられ学校へ行く前にシャワーをあび、消臭剤を振り掛けるようになりました。インターネットの匿名掲示板には「細山殺す」と書かれ親子は怯えるように暮らしました。

転機

中学2年生の時、ある番組の収録中にタレントや芸人が自分のマイナスのところを人を笑わせるプラスに変えているのを見て、太っていること、運動できないことをネタにクラスメイトを笑わせることが出来るようになりました。

この頃からイジメは格段に減りました。励ましてくれた母のためにも現実を受け入れ力強く生きていくことを決意したのです。

さらに、みんなに誇れるものを手に入れようと仕事の合間をぬって必死に勉強。ほぼ最下位だった成績が学年5位にまで上がりました。

さらに毎日2時間のランニングで体重は67kgに。高校2年生の時には生徒会長に立候補し、みんなにイジメにあっていたことを告白し見事当選しました。

そんな細山くんの現在の夢は学校の先生になることです。

「爆報!THEフライデー」

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