キルギスの誘拐婚の実態|世界まる見え!

日本テレビの「世界まる見え!テレビ特捜部」でキルギスの誘拐婚について放送されました。

 

中央アジアのキルギス共和国の誘拐婚(ゆうかいこん)は旧ソ連時代から100年以上続く風習です。無理矢理結婚させる目的で誘拐された女性は男性側の親族から結婚に合意するよう、ひたすら説得されます。この時、白いスカーフが巻かれると結婚を承諾したことを意味するため、女性は必死に抵抗を続けます。しかし、男性の家で監禁されたまま一夜経ってしまうと、その女性は純潔でないとされ、女性の家族も諦めるのだと言います。

 

古くは女性を馬に乗せ連れ去ったとされる誘拐婚ですが、最近では車が利用され、中にはタクシーを使うものまでいると言います。こうした実情を受けキルギス政府は1994年以降「誘拐婚」を法律で禁止。しかし、キルギス南部の農村部や田舎町では誘拐婚が未だに根強く残っているのです。

 

ジョマンコル(19歳)は町で見かけた気になる女性を誘拐しようと3人がかりで計画を立てていました。ジョマンコルの家は農業をやっているので、牛の乳しぼりを手伝ってくれるような奥さんが必要なのだと言います。さっそく町にやってきたジョマンコルはお目当ての女性を探していましたが、なかなか見つかりません。作戦を変更し喫茶店で働いていた17歳のアイナグルに鞍替え。思いつきで誘拐することにしました。翌日、アイナグルを誘拐しましたが、アイナグルは必死に抵抗を続けジョマンコルの親族は諦めて彼女を解放。これは極めて珍しいケースだと言います。アイナグルは「自分の未来は自分で切り開くもの。他人の言う事に従ってたら幸せにはなれないわ。今頃結婚してたら羊の世話とかさせられて私も羊みたいになっていたわ。そんなのまっぴらゴメンよ!」と言っていました。

 

誘拐婚は懲役最長3年でしたが、2013年1月に最長7年に改正されたそうです。




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