アメリカ・テネシー州に住むシャイナ・アイゾムは、世界で唯一の症状に苦しんでいます。
2009年、シャイナ・アイゾムは地元の大学で法律を学んでいました。そんなある日、喘息持ちの彼女は喘息発作を起こし病院でアレルギーの薬を処方をしてもらいました。しかし、その夜全身に痒みが。病院で新たに薬を処方してもらうと一時的に痒みは収まりましたが再び痒みが。数日後、体にポツポツとしたできものが出来てしまいました。いくつも病院へいきましたが原因は分かりませんでした。
しばらくすると、足や腕や顔にかさぶたのようなものが大量に出来てしまいました。謎のできものはすぐにシャイナの体全体へ広がり、髪の毛は全て抜け落ちてしまいました。謎のできものは触れると痛みがあり眠ることができませんでした。
ほどなくしてシャイナは入院し、大学も退学しました。病気について何も分からないまま発症から2年が経ちました。
2011年8月、シャイナはアメリカ屈指の難病研究を行っているジョン・ホプキンス病院に入院しました。そして、シャイナの皮膚に出来たものが爪であることが分かったのです。
爪は体毛や皮膚と同じケラチンというたんぱく質で出来ています。シャイナに出来ていたデキモノはケラチンを構成するアミノ酸の配分量が体毛より爪に近かったのです。世界で唯一の症例でした。
検査の結果、シャイナの異常なビタミンA不足も判明。そのため、ビタミン薬やニキビ治療薬など数十種類の薬による投薬治療を受けることになりました。
それから1年半が経過、現在は腕はかなり回復したものの肩や背中にはまだ白い棒状のものが残っています。
彼女に処方されている29種類の薬のうち保険が適用されるのは数種類。そのために、これまで未払いの治療費が約50万ドル(約4500万円)残っているといいます。
そこで、友人達と基金を立ち上げました。治療費を集め、今後同じ病気にかかった人たちも支援していくためです。シャイナは勇気を振り絞ってテレビに出演。アメリカ全土に彼女の病気が知られ、寄付金が集まり始めました。シャイナは皮膚移植を受ける予定だそうです。
「ザ!世界仰天ニュース」
体中に爪が生えた女子大生
この記事のコメント
シェイナへの募金先はどこでしょう
借金あるのにネイルはガッツやってた 。そんな 余裕あるなら借金にまわしたらいいのに、、