可愛かずみ自殺の真相 川上麻衣子への電話&残されていたメモ|爆報!THEフライデー

女優・可愛かずみ(かわいかずみ)さんは、32歳という若さで自ら死を選びました。報道では、遺書はなかったとされ、死の真相をめぐり様々な憶測が報じられました。

そんな中、可愛かずみさんの死に「今は言えない」と頑なに口を閉ざし続けた親友が川上麻衣子(かわかみまいこ)さん。番組では川上麻衣子さんが、可愛かずみさんの自殺の真相について語っていました。

可愛かずみと川上麻衣子の出会い

可愛かずみさんは1980年、16歳でスカウトされ芸能界へ。18歳で映画の主演に抜擢され、ヌードになり体当たりの演技で注目を集めました。

そんな可愛かずみさんが川上麻衣子さんと初めて会った作品が、深夜ドラマ「トライアングル・ブルー」です。ドラマの設定で親友だった二人は本当の親友になりました。そして同じマンションの隣同士に住むようになりました。

精神不安

しかしある日、世話好きの川上麻衣子さんが彼女の部屋を片付けていた時のこと、引き出しの中から大量の睡眠薬を見つけてしまいました。川上麻衣子さんが気づいた時には、すでに大量の睡眠薬を常用していたと言います。

当時、可愛かずみさんは人気絶頂でしたが、過換気症候群に苦しんでいました。女優という仕事に対して人一倍まじめだった可愛かずみさん。その背景にはデビュー作で裸になり、脱いだ女というイメージを早く払拭したいという焦りがありました。

仕事に対し極度の不安を抱えるようになり、睡眠薬以外にも薬を服用。大量の薬の服用は、可愛かずみさんの体を蝕み、たった1年で以前の姿とはまるで別人のような姿となってしまいました。

自殺未遂

さらに、精神的に追い込まれた可愛かずみさんは1996年に自殺未遂を起こしてしまいました。大量の薬を飲み手首を切ったのです。精神的発作は治まることなく、自殺未遂を3回繰り返しました。

次第に川上麻衣子さんも彼女の行動に耐え切れなくなり離れていきました。

自殺の前日の電話

それから1年、可愛かずみさんの悪い知らせは届くことはなく、少しずつ彼女のことを忘れかけていたある日、可愛かずみさんが自殺を図り死亡したというニュースを見ました。

実は自殺の前日、可愛かずみさんから電話があったと言います。しかし、舞台稽古で遅くなった川上麻衣子さんは疲れていたため彼女の留守電を気に留めることなく、返事を後回しにしていました。

そして、この電話の翌日に可愛かずみさんは自殺しました。

親友の可愛かずみさんを見捨ててマンションを出たこと、自殺前夜の彼女の声にすぐ応えられなかったことを、川上麻衣子さんは17年間引きずり苦しんでいました。

番組では川上麻衣子さんと可愛かずみさんの父・竹三郎さんが再会していました。

残されたメモ

竹三郎さんによると、遺書はないとされていましたが父宛のメモがあったと言います。そこにはこう書かれていました。

麻衣ちゃんがいてくれたお陰で楽しかった。麻衣ちゃんと話しているだけでいつも元気になるの。パパ、麻衣ちゃんをよろしくね。

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