80年代にセクシーな演技で男性ファンを魅了した女優・岡本香了(おかもとかおり)さんは、1981年に芸能界デビュー。全盛期はレギュラー番組8本。数多くの番組で活躍しました。しかし、1994年に芸能界から姿を消しました。
「蕎麦屋」を経営するも閉店
その後、プライベートでは独身を貫いたものの仕事ではスイーツ店の店長になるなどビジネス一筋を貫き、2014年2月に麻布十番に蕎麦専門店「蕎麦の花」をオープンさせました。「蕎麦の花」は雑誌にも特集され月の売り上げは500万円。麻布十番の人気店になっていました。
しかし、2014年10月末に「蕎麦の花」は閉店しました。実は開店から8ヶ月経った頃、従業員3人があと4日で店を辞めると宣言。他のお店に引き抜かれてしまったのです。
実は今、外食産業で深刻なのが人手不足。勤務3年後の離職率(大卒)は48.5%と高く人員不足を理由に大手チェーン店が1割の店舗を閉鎖したり、深夜営業を自粛したことも大きな話題になりました。そのため優秀な人材を確保しようと、引き抜きが行われることも多く岡本香了さんの場合は従業員3人を都内の別の飲食店に引き抜かれたと言います。
ショックだったそうですが、従業員を何度も感情的に怒ってしまい、精神的にも追い込んでしまっていたと言います。
そして従業員がいなくなったことで「蕎麦の花」は営業停止に。新たな人材確保も難しく休業中も家賃を支払わなければいけないため、悩んだ結果閉店を決めました。岡本香了さんに残ったのは150万円の借金でした。
ココナッツオイルの輸入販売
しかし、岡本香了さんはめげることなく早くも次なるビジネスで一発逆転にかけていました。それはココナッツオイルの輸入販売。今大ブームのココナッツオイルですが、岡本香了さんが目をつけたのは流行る前。そのきっかけは岡本香了さんを起こった不幸でした。
29年前に子宮頸がんを患い体に良い食材を追い求めていた岡本香了さんは、偶然食べたココナッツオイルにビジネスチャンスを見出しました。
蕎麦店閉店から2か月後の2014年12月、フィリピンに買い付けに行きココナッツオイルの輸入販売を開始しました。すると、その直後からミランダ・カーが愛用するなど空前のココナッツオイルブームが。その結果、2015年の売り上げは6000万円。
岡本香了さんは失敗をバネにますます頑張っています。
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