1974年、アメリカ・ワシントン州でワシントン大学に通っていた18歳の女子学生が何者かに襲われました。それからわずか5ヶ月の間に若い女性ばかり8人の命が奪われました。
被害者の特徴は長い髪を真ん中分けにした白人女性。これらは殺人鬼テッド・バンディによる犯行でした。
テッド・バンディは、IQ130を超えるとも言われワシントン大学で法律と心理学を学んでいました。周囲からの評判も良く犯罪者のイメージとはかけ離れた存在。ところが、その正体は残虐な殺人鬼でした。
犯行のきっかけ
きっかけはある女性に振られたこと。女性は裕福な家庭に育ったお嬢様でした。そんな彼女に振られ、見返そうと名誉ある職についたものの、心の傷は癒えませんでした。
やがて、自分を振った彼女に似た女性に憎しみを覚え女性を殺害。すると、今まで感じたことのない感覚に襲われたと言います。
テッド・バンディはその感覚を求め続け、最終的な被害者の数は立証されているだけでも36人にもなります。
逮捕のきっかけ
テッド・バンディの逮捕のきっかけとなったのはスピード違反。そのさい、車の中から凶器が見つかったのです。さらに、犯行から運よく逃れた女性の証言が決め手となり逮捕されました。
脱獄
裁判では弁護士をつけず自ら自分の弁護を行い脱獄。欲求を満たすために女子寮に向かい女子学生2人を殺害。さらに、近くに住む少女も犠牲となりました。
テッド・バンディに下された判決は死刑でした。
「ザ!世界仰天ニュース」
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