ビートたけしの番組には欠かせなかった「たけし軍団」にいた秋山見学者(あきやまけんがくしゃ)さん。地味な顔立ちで軍団員としてはあまり知られていませんが、実はビートたけしの運転手をつとめていました。
そんな秋山見学者さんが一躍脚光を浴びたのが1991年に出版された「たけしー・ドライバー」です。師匠ビートたけしに振り回される日々を綴ったこの本は5万部のヒット。しかし、9年の軍団生活を終え芸能界を引退しました。
現在54歳になった秋山見学者さんは宅配ピザドライバーに転身しています。しかし、なぜピザの宅配ドライバーで年商5000万円も稼げるのでしょうか?秋山見学者さんはピザーラ熱海店のオーナーをつとめています。
「たけしー・ドライバー」を出版して数か月後、たけしの番組のスポンサーであったことからピザーラの当時の社長・浅野秀則さんがピザの差し入れに来ました。芸人を続けることに限界を感じていた秋山見学者さんは冗談半分で身の振り方を浅野社長に相談。
オーナーになるための初期費用2150万円、これに「たけしー・ドライバー」の印税を全て使い一発逆転の勝負に出ました。
秋山見学者さんが最もこだわったのが店の場所です。熱海は世帯数が少ない観光地であり、ピザ業界では儲からないと敬遠されていました。しかし、そこには大儲けできるとふんだ勝算が。
秋山見学者さんが目を付けたのが宿泊施設。熱海では宿で食事をとらない素泊まりプランを利用する若者客が多いことに注目。そこで秋山見学者さんが熱海市内にある宿泊施設220軒のほぼ全てに毎シーズン新しいチラシを配布しているのです。すると、素泊まりの宿泊客だけでなく、従業員のまかないとしても注文が殺到しました。
「爆報!THEフライデー」
あの人は今…大追跡SP
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