家庭の空気中には、1立方メートルあたり約300~500個のカビの胞子が飛んでいます。私たちの周りには目に見えないカビの胞子が大量に飛び交っています。家の中はもちろん、高度1万メートル以上の上空でも見つかっているほどです。
約4億年前のカビ(菌類)の祖先がプロトタキシーテス。高さ8mにもなる巨大な姿でした。以来、幾多の地球の大災害をのりこえ、進化を続けてきたのです。
風呂にカビが生え続ける本当の原因は?
本来、ゴムパッキンの表面はツルツルで、カビ胞子がくっついても簡単に洗い流せます。しかし、ゴシゴシこすってしまうとゴムパッキンにミクロの傷が沢山つき、ここへカビの胞子が。しかもカビの成長に欠かせない水分もここから入り込みます。
つまり、ゴムパッキンの傷はカビが成長するための絶好の環境なのです。カビ退治でゴシゴシこするのは厳禁です。
50℃シャワーで根こそぎカビ撃退法
50℃のお湯を5秒間かけるだけでカビは死滅すると言います。ただし、これは表面にいるカビなので、中に入っているカビには時間を長く(90秒)した方がいいようです。
お風呂のカビは、胞子からカビになるまで1週間から10日かかります。そのため1週間に1回くらい50℃シャワーで撃退すると良いそうです。
カビ撲滅法
- 50℃のお湯を90秒間かける
- カビ取り剤でカビの黒ずみをきれいにする(こすらない)
(これでも黒ずみが気になる場合はホームセンターなどで売っている目地修正グッズがおすすめです) - 1週間に1回 50℃のお湯を5秒間あてる
天井のカビ対策
消毒用アルコールをつけたワイパーで1ヶ月に1回拭く
「ガッテン!」
カビ退治!ついに終結宣言
この記事のコメント