ネットの情報を裏で操作する連中 ソーシャルネットワークの裏側を暴いたフランスの番組|世界まる見え!

日本テレビの「世界まる見え!テレビ特捜部」ウソかマコトか?SPでネットの情報を裏で操作する連中について放送されました。紹介していたのはソーシャルネットワークの裏側を暴いたフランスの番組「MANIP SUR LE NET(ネットの裏工作)」です。今や動画サイトYouTube(ユーチューブ)の視聴回数、facebook(フェイスブック)の「いいね!」の数、Twitter(ツイッター)のフォロワー数といった人気のバロメーターはユーザーたちに大きな影響を与えるため様々な分野の人々が注目し活用しています。しかし、実はこの人気のバロメーターにはウソが隠されている場合があるのです。

 

番組ではまず視聴回数の実態を把握するためパリの無名の劇団から男女2人ずつ4人を選び「LIKE US(ライクアス)」という偽の音楽ユニットを結成。適当にビデオクリップを作りYouTubeにアップしました。1週間後、YouTubeの視聴回数はたったの18回、フェイスブックの「いいね!」は3人、ツイッターのフォロワーも10人しかいませんでした。やはり簡単に有名人になるのは難しいようです。そこでネット上に出回っている怪しい広告を出しているサイトを利用することに。ユーチューブの視聴回数を50万回分を200ユーロ(約2万4000円)で購入。すると1週間後には視聴回数が50万回を超えました。一体どうやったらこんなことが出来るのでしょうか?

 

同じようなサービスをしている会社に取材していました。代表のチボー・トレジェールによると自分たちが進めているプロジェクトを広めたい企業家からの注文が多いと言います。ユーザーを騙していることになるのでは?という質問には「どの企業も顧客を得るために少なからずごまかしをしているものですよ」と言っていました。それにしても彼らはどうして短時間で回数や人数をこれほど増やせるのでしょうか?実はこの会社、注文の多くをアジアの下請け業者に発注していると言います。

 

バングラデシュ産業工科大学で情報処理の授業を受けていた学生たちの約半数が下請け業者でした。その中の一人ロイスは友人たちと部屋をシェアしています。彼らもみな下請け業者で、学校から帰ると毎晩仕事にとりかかります。ロイスは1日12~13時間もパソコンに向かっているそうです。ロイスはフェイスブックページを10個ほど運営し、記事や動画を毎日アップしています。ロイスにはこれらのフェイスブックを通じてネット上に友達が300万人います。そのためロイスが自分のサイト上で「いいね!」ボタンを押すように友達に呼びかければかなりの人たちが「いいね!」を押してくれるのです。こうやって人数や視聴回数を増やすのです。現在ロイスは世界各国に9人のクライアントを持っており、「いいね!」1000人を10ユーロ(約1200円)で販売しています。彼はこのビジネスで月に176ユーロ(約2万2000円)国民の平均月収の約3倍を稼いでいます。

 

高校生のイブラヒムはfacebookの「いいね!」1000人を4ユーロ(約490円)で売っています。ロイスの半額です。一体なぜこんなに安く販売できるのでしょうか?それは「いいね!」と視聴回数を増やすソフトを作ったからです。イブラヒムによると架空のアカウントを作成し、それらが自動的に「いいね!」ボタンをクリックするようにプログラムされていると言います。

 

ちなみに視聴回数やフォロワーの操作・販売・購入は明確に禁止されています。

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