島田陽子(しまだようこ)さんは、1953年に熊本県に生まれました。1971年、18歳の時に国民的ドラマ「続・氷点」で主演女優としてデビュー。大ヒット映画「犬神家の一族」でヒロイン野々宮珠世を熱演。さらに、国民的ドラマ「白い巨塔」でもヒロイン役をつめました。
その清楚な美しさから清純派女優と呼ばれ、一躍トップ女優の仲間入りを果たしました。
清純派女優の恋愛
しかし、人気絶頂だった1978年に「島田陽子、俳優Mと熱愛」とスクープされました。島田さんによると、俳優Mとの付き合いは初恋だったそうです。俳優Mは解雇されてしまいました。清純派女優のイメージを守るため恋愛は許されなかったのです。
次第にうっぷんが溜まり島田陽子さんの心は屈折していきました。
そんな島田陽子さんに転機が訪れたのはハリウッドデビューをした27歳の時でした。公の場に隠すことなくパートナーを連れて現れるハリウッドスター達を見て、自分の生き方を180度転換することを決意しました。
既婚者との不倫
撮影後、日本に帰国した島田陽子さんは既婚者と不倫。1988年、週刊誌に「島田陽子、内田裕也ハワイ極秘デート」の記事が載ってしまいました。
当時の内田裕也さんは妻の樹木希林さんとは別居状態にありましたが、倫理に反した島田陽子さんの行動はマスコミの格好の餌食になりました。
借金騒動の真相
さらに、島田陽子さんに5億円もの借金があると報じられました。しかし、この報道は全くのデタラメだったと言います。島田陽子さんは横浜に土地を買い、2億5000万円を銀行からローンで借りていたそうです。これは全て返済していると言います。
しかし、当時はマスコミに嫌気がさしていたため反論せずに放っておいたのです。するとマスコミは島田さんの両親にまで取材しました。
ついに行き過ぎたマスコミの行動に激怒した島田陽子さんは提訴。事実無根の記事を書かれたと主張し出版社や記事を書いた記者4人を相手どり名誉毀損で提訴したのです。さらに、慰謝料1億円を求めました。
マスコミとの対立はより過激になり、島田陽子さんを批判する記事が連日紙面を飾りました。そして、島田陽子さんの仕事は激減してしまったのです。
結婚
島田陽子さんは、出演していたドラマで照明を担当していた米山仁さんと付き合い始めました。しかし、2人はマスコミにとっては格好の餌食でした。愛する人を争いに巻き込みたくないと、別れを切り出そうとしたある日、米山さんからプロポーズされました。
そして1996年に2人は結婚。結婚をきっかけに島田陽子さんはマスコミとの争いをやめました。
「爆報!THEフライデー」
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