小林すすむの残された妻は今…|爆報!THEフライデー

2012年、小林すすむ(こばやしすすむ)さんが亡くなりました。かつて人気お笑いコンビ「ヒップアップ」のメンバーだった小林すすむさんは、俳優としても活躍し「踊る大捜査線」の撮影中に倒れ、そのまま息を引き取りました。

小林すすむさんには大恋愛の末結婚した妻・昭子(あきこ)さんがいました。2人そろってのテレビ出演も多く、芸能界一のラブラブ夫婦として知られていました。2人の間に子供はおらず、昭子さんは愛犬と暮らしています。

スキルス性胃がんで余命1ヶ月

昭子さんによると、小林すすむさんは余命1ヶ月と宣告されていたのだと言います。小林すすむさんはスキルス性胃がんだったのです。

スキルス性胃がんは他の胃がんと違い腫瘍として現れにくく、早期発見が困難な胃がん。さらに進行速度も早く、場合によっては2~3ヶ月で胃全体にまで広がってしまう。そのため5年生存率は約10~20%と極めて低く、手のほどこしようがないがんと言われている。

小林すすむさんは既に末期でした。2人は少しでも長く一緒にいられるよう自宅療養へ切り替えました。昭子さんは押し寄せる不安と闘いながら、一秒一秒大切に生きようと必死でした。

しかし、余命宣告から2ヵ月後、小林すすむさんは緊急入院。この時期になると意識を保つのがやっとで寝たきりの状態が続きました。

そんなある日、愛犬の世話のため自宅に戻っていた昭子さんに小林すすむさんから電話がかかってきました。

「俺あっこがいないと何もできないんだよ。」

昭子さんは用事をすませてから病院に行きましたが、その間に小林すすむさんは意識を失ってしまい、そのまま亡くなりました。

昭子さんは夫の死を受け入れられず、泣きじゃくる日々が続きました。

半年後のある日、昭子さんは天国にいる小林さんにメールを送りました。思いの全てを吐き出した昭子さん。以来、少しずつ前向きになり今では仕事も始めたと言います。

小林すすむさんは今も最愛の妻の心の中で生き続けています。

「爆報!THEフライデー」

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