バブルマン 顔から足まで腫瘍ができる病と闘う男|サイエンスミステリー

2011年9月、インドネシアで奇妙な病が報じられました。それは顔から足までバブルみたいな腫瘍ができるという病。記事の中で、この病におかされた人は「バブルマン」と呼ばれていました。

インドネシア東ジャワ州パキサジ村に住むチャンドラ・ウィスヌさん(58歳)は妻ナニさん(52歳)と4人の子供と孫と暮らしています。チャンドラ・ウィスヌさんさんは活発な少年でした。病を発症したのは17歳の時。様々な病院に行きましたがお手上げだといわれました。

アメリカ・メリーランド大学メディカルセンターの皮膚免疫学の世界的権威アンソニー・ガスパリ博士は、2012年にインドネシアを訪れチャンドラ・ウィスヌさんを直接診察しました。

チャンドラ・ウィスヌさんの病気は、特定の遺伝子の欠損によって起こった病であることが分かりました。それが原因で細胞の増殖を抑えるブレーキが上手く働かなくなってしまっているのです。第17番染色体に欠損があるため、体内の神経線維にそって沢山の腫瘍ができてしまったのです。

しかし、体の表面にできた腫瘍がここまで広がった例は世界でも類を見ないといいます。これはチャンドラ・ウィスヌさんにだけ起きた突然変異だそうです。

長男マルティンさん(33歳)にも同じような症状があらわれています。最初に腫瘍ができたのは20歳の頃。そして次女デヴさん(28歳)も発症。

マルティンさんは一日のほとんどを暗い部屋に閉じこもり過ごしています。2年前、セールスマンの仕事を辞め、ますます部屋に引きこもるようになってしまったのです。父チャンドラ・ウィスヌさんはそんな息子を心配しています。

チャンドラ・ウィスヌさんは、定年までマラン市東ジャワ州建築局で経理として働いてきました。病を抱えながら30年間勤めあげたのです。そして病と闘ってきたのは妻のナニさんも一緒でした。チャンドラ・ウィスヌさんの病気は結婚後に急激に悪化しました。

チャンドラ・ウィスヌさんは「自分より良い人が現れたら別れてもいい」と言っていたそうです。しかし、妻ナニさんは絶対に別れたくないと思ったと言います。末っ子のヴィラはみんなの病気を治すため将来は医者になりたいと言っていました。そして長男マルティンも頑張る父の姿を見て仕事を探し始めました。

「サイエンスミステリー2013見えざる禁断の世界」

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