ノッディング・ディジーズ「子供たちを襲う未知の病」|サイエンスミステリー

アフリカの内陸部で正体不明の病気「ノッディング・ディジーズ」が集団発生しています。患者の99%が子供です。

南スーダンのルイ村に住むイリヤちゃん(10歳)はノッディング・ディジーズにかかっています。ノッディング・ディジーズは食事をすると頭がガクンと何度も落ち痙攣が起こります。イリヤちゃんの兄エドワードくん(15歳)もまたノッディング・ディジーズです。

ノッディング・ディジーズは子供たちから食べることを奪い、衰弱し免疫力を失い他の病気を併発して死んでいく子供たちも少なくありません。

ノッディング・ディジーズの恐怖は村中に広がっています。他の子供たちにうつらないか心配で隔離されている子供もいます。村にある1つだけの病院には患者が押し寄せています。しかし、原因が分からないので、医師にできるのは気休め程度の薬を処方するくらいです。

WHOは死亡者の数も把握できていません。分かっているのは発病するのが5歳~15歳までの子供ということ。原因をつかめないままルイ村の患者数は500人にも達し増え続けています。

南スーダンの政府高官グム氏は、内戦の時に敵が使った化学兵器の影響ではないかと考えています。しかし、WHOは土壌の分析を行っても病気と関連付けられる成分は出てきていないといいます。

ミュンヘン工科大学で調査したところ、検査した子供全員からオンコセルカという寄生虫が見つかりました。オンコセルカは目に入ると失明することで知られる寄生虫で、アフリカの河川に生息します。そしてノッディング・ディジーズの発生エリアも白ナイル川とその支流近くに集中しています。ルイ村も川もほとりにあります。

内戦時代に汚染された川の中でオンコセルカが突然変異し新たな影響を及ぼすようになった可能性もあります。

アメリカのCDCでは患者の脳に異常が見つかりました。ノッディング・ディジーズの7割の患者に脳の萎縮が起きていたのです。ノッディング・ディジーズの患者の血液や尿からは既知のウイルスや細菌は発見されませんでした。

ノッディング・ディジーズは南スーダンだけでなくウガンダやタンザニアにまで広がっています。

「サイエンスミステリー2012見えざる禁断の世界Ⅱ」

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