１９９０年代、一世を風靡した米米ＣＬＵＢ（こめこめクラブ）はカールスモーキー石井さんがボーカルをつとめるパフォーマンス集団で、ＣＤの総売上は１８６６万枚。中でもイケメンダンサー・コータローとして人気だったのが竹下宏太郎（たけしたこうたろう）さんです。
竹下宏太郎さんは振り付け師としても超一流で、ドリカムの振り付けやＣＭを手掛けるなど大活躍しました。さらに映画「新・静かなるドン」の主演に大抜擢されました。
しかし、いつしかテレビでの露出も減り彼の姿を見ることも少なくなりました。
４９歳になった竹下宏太郎は今、妻・佳代子さんと奄美大島で暮らしています。家は築４０年３ＤＫの平屋（家賃９２００円）の市営住宅です。
竹下宏太郎さんと奥さんの出会いはバブル時代、西麻布のクラブでした。２００３年に３ヶ月の交際を経てスピード結婚しました。現在の仕事は市の臨時職員。海岸のゴミや漂着物の清掃業務を担当しています。月収は１１万円だと言います。しかし、働くのは月の半分だけだそうです。
２人はなぜ奄美大島に移住したのでしょうか？竹下宏太郎さんは金銭感覚が狂い、まともな生活を送れていない自分に恐怖感を抱き、ゼロから再出発したい思いにかられて奄美大島へ移住したのだそうです。
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