がんで余命宣告を受けるもがん細胞が消えた|ザ!世界仰天ニュース

イギリス・ベッドワースに住むスーザン・ピカード(46歳)はエンジニアをしている9歳年上の夫トニーと2人暮らしをしていました。2人の娘はそれぞれ家庭を持ち自立。そんなスーザンは食べることが大好きで体重は108kgもありました。

そんなある日、下腹部にしこりのような違和感を感じ病院で検査を受けると子宮頸がんであることが分かりました。

子宮頸がんは子宮の入り口付近にできるがんで、20代から40代の比較的若い女性に多いがん。初期症状はほとんどみられず進行するまで気づかないことが多い。

スーザンのがんは骨盤にまで達していて余命1年半と宣告されました。

すぐに抗がん剤治療が始まりました。激しい吐き気と抜け毛などの副作用がおこりました。やがて大好きな食事も喉を通らなくなりました。こんな辛い思いをしても完治する可能性は低いとスーザンは治療を受けるのを辞めました

スーザンは最後の人生を楽しく過ごそうと庭を改築したり家具を新しくしたり、やりたい事を全部やりました。そして頻繁にレストランに足を運びました。

余命宣告の1年半まであと1ヶ月になった頃、スーザンのいっこうに衰えない食欲に夫は疑問を持ち始めました。スーザンは痩せていくどころか、体重は124kgになっていました。不思議なことに余命宣告の1年半が経ったころ、スーザンのがんが消えていたのです。

イギリスの医師によると、スーザンは抗がん剤が効きやすい体質だったのではないかと言います。そして、死を覚悟し残りの人生を楽しく過ごそうと気持ちにゆとりが生まれたため、ナチュラルキラー細胞が増強しがん細胞を消滅させたのではないかとも考えられました。

現在、スーザンは3ヶ月に1度検査を受けながら減量クラブに通いダイエットに励んでいます。

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