9歳まで犬に育てられた少女オクサナ|トリハダスクープ映像

1983年11月4日、ウクライナのブラカシェンコでオクサナ・マライアは生まれました。6人兄弟の末っ子として生まれましたが両親は育児放棄。ろくに仕事もせず浮気を繰り返す父と酒におぼれ子供たちを虐待する母。ハエだらけの床に放置され食事もろくに与えてもらえない劣悪な家庭環境でした。

その現状を知った隣人が3歳になったオクサナを保護し養護施設に引き取られました。両親から育児放棄されたせいでオクサナは社会的知能・言語発達が不十分でした。他人の接し方が分からず孤独でした。

そんなオクサナが唯一心を開いたのが養護施設で飼育していた6匹の犬。ずっと孤独だった少女に初めてできた家族でした。その結果、オクサナは四足歩行になり犬のような鳴き声で吠えるように。

7歳になり養護施設から小学校に通うようになったオクサナ。当時の担任ナディエシュタによると、オクサナはいつも吠えていて校庭でも教室でも犬のように行動していたと言います。ご飯も犬小屋で食べ、皿を持ち上げむさぼるように食べていました。

日をおうごとに人間らしさを失い犬の生態が色濃く出だしたオクサナ。手におえなくなった養護施設は、彼女を知能障害や言語障害を抱えた子供を治療する施設へ。この時オクサナは9歳でした。

現在30歳になったオクサナは二本の足で歩き、つたないですが言葉を話しています。看護師や周りの友達がずっと支えてくれたおかげです。そして施設内の牧場で牛の世話をし生活の糧を得ています。犬と過ごしていた頃のことは覚えていないそうです。

「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン2時間SP」

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