木山裕策は今…|爆報!THEフライデー

木山裕策(きやまゆうさく)さんは元々普通のサラリーマンでしたが、39歳の時にオーディション番組「歌スタ!」に挑戦しデビューしました。その番組でのキャッチコピーが「がんから復活した39歳4児のパパ」でした。実は木山裕策さんは4人の子供を持ちながら35歳の時に甲状腺がんを発症。それでも家族と共に立ち向かい見事がんを克服しました。

すると、そのエピソードがオーディションで感動をよび見事合格。家族の絆を歌ったデビュー曲「home」は多くの感動を呼び10カ月後には紅白歌合戦にまで出場しました。すると、木山裕策さんの家族のもとにもマスコミが殺到。メディアに次々と出演した結果、無名だった家族まで有名一家となりました。

しかしその後、木山裕策さんは「home」を超えるヒットを飛ばすことはありませんでした。

異変はデビューから1年後に始まりました。妻の直子さんが何気なくインターネットを見たことがきっかけでした。「木山の妻はただの出たがり」「家族を売り物にするなよ!」「不愉快!」など不特定多数から誹謗中傷を受けてしまったのです。

さらに、長男の竣策くんが荒れだしました。木山裕策さんがデビューしたことで中学校でからかわれたのです。いつしか父が歌手になったことを恨むようになっていました。

そんな中、木山裕策さんはヒット曲の呪縛と闘っていました。デビュー曲が名曲すぎたがゆえに次のヒットを飛ばせない自分にもがいていました。そして妻から家族の現状を告げられ、仕事を辞めて家族のために主夫になることを決意しました。

直子さんがパートに出ましたが、金銭的な不安が徐々にのしかかってきました。それでも木山裕策さんは主夫生活を続けました。そして3年経った今、家事を極めたスーパー主夫になっています。

6人家族にかかる毎月の食費は少なくても15万円。食費や学費などお金がかかるため木山裕策さんも再就職しました。奥さんも働くことで現在はお金の不安も解消できていると言います。子供たちも立派に成長しています。長男の竣策くんも笑顔が素敵なイケメンになり今年で20歳の大学生に。父と同じ音楽の道に進みたいと思っているそうです。

木山裕策さんは、強くなった家族の絆を胸にヒット曲の呪縛を乗り越え今だから歌える歌を歌い続けます。

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あの人は今…大追跡SP

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