2016年8月、脳出血を発症しワイドショーを騒がせた女優・河合美智子(かわいみちこ)さん。麻痺が残る河合美智子さんを24時間介護する夫。その姿を各メディアは夫婦の美談と大きく取り上げました。しかし、その美談の裏で今、二人は大問題に直面していました。
河合美智子さんは、27歳の時NHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」のオーロラ輝子役で大ブレイク。最高視聴率31.9%を記録しました。さらに、劇中歌の「夫婦みち」が大ヒットし紅白歌合戦にも出場を果たしました。
しかし、2016年に脳出血を発症。左脳から出血し、右半身麻痺に。女優としての復帰は絶望的でした。
ところが、2017年から河合美智子さんは舞台に復帰。全く歩けなかった脳出血発症当時からは考えられないほどの回復ですが、今も右半身の麻痺は残っています。一日も早い完全復帰を目指しハードなリハビリを行っていますが、それは激痛をともないます。
そんな中、夫の峯村純一さん(50歳)は河合美智子さんが購入したマンションに5年前から一緒に住み、家の掃除や料理など全ての家事を行っています。
二人の出会いは5年前の舞台共演。売れない役者だった峯村さんの演技に河合美智子さんが惚れこみ、猛アプローチ。交際をスタートし、すぐに婚約しましたが、河合美智子さんは脳出血に倒れ入院。河合美智子さんは婚約の解消を申し出ました。しかし、峯村さんは…
峯村さんの言葉に心を動かされ、2017年3月に熟年結婚しました。しかし、二人は厳しい現実と直面していました。
破産危機
現在、河合美智子さんは仕事が制限されていることもあり、定期的に入る収入はゼロ。峯村さんも以前はゲームセンターの契約社員として働いていましたが、河合美智子さんを24時間介護しなければならず退職。
そのため、2人の収入はたまにくる仕事と、二人で週末に行う演技指導のアルバイト代が多い時で月に25万円ほど。しかし、光熱費や携帯代、ガソリン代など生活費を差し引くと手元には全然残らないと言います。
二人が直面しているのは住宅ローン破綻危機です。なぜ2人は破産の危機に追い込まれたのでしょうか?
住宅ローン破産危機
2005年、河合美智子さんは世田谷区のマンションを4980万円で購入。頭金780万円を支払い、4200万円を毎月15万円の35年ローンで購入しました。
その後、河合美智子さんはマンションを励みに女優業を頑張り名脇役の地位を確立。5年前に峯村さんと交際を始めてからは、購入したマンションで愛を育みました。
しかし、脳出血を発症した河合美智子さんは、ローンが払えない状態に。ローンは残り10年分もあり、総額は約1750万円。
仕事が制限されている今、できるのは日々の節約だけ。食事は基本的に自炊で、朝昼は兼用にして1日2食になることも。可能な限り食費は切り詰めています。さらに、最近はオシャレも我慢し洋服は年に1回しか買わず、美容院代も節約していると言います。
この状態で残り10年間ローンを払い続けるのはほとんど不可能な状態です。二人に残された数少ない選択の一つが自宅の売却です。
自宅売却の苦悩
自宅を査定してもらうことに。希望額は2000万円とのこと。
購入時の金額は4980万円、現在の査定額は4200万円という結果に。なぜ想像以上の値段がついたのでしょうか?
首都圏のマンション価格は地価の上昇にともないここ5年で約30%も値段が高騰。さらに、ファミリー層が多く住む世田谷区で3LDKの間取りは需要が多いと言います。この査定に河合美智子さんも笑顔に。しかし、峯村さんは自宅の売却に反対しています。
夫が売り込み営業
実は峯村さんは最近、俳優としての売り込み営業をしていました。なんとか収入を増やすため映画会社やドラマの制作会社に役者として売り込んでいました。あの家は河合美智子さんが芸能界で頑張り続けてきた証。そして二人が幸せな生活を誓い合った家を何とか守ろうとしていたのです。
河合美智子さんはマンションは売らず、今の暮らしを続けることを決断しました。
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