1970年代は若者たちの間で数々のブームが生まれました。何より盛り上がったのがボウリングでした。ゴールデンタイムでボウリングの試合が放送され、視聴率は20%超えを記録。
女性プロボウラーの人気ナンバー1は中山律子(なかやまりつこ)さんでしたが、男性プロボウラーで人気No.1だったのが西城正明(さいじょうまさあき)さんです。実力はもちろん甘いマスクで雑誌の表紙を飾るなど、世の女性を魅了しました。
プライベートでは28歳の時に7歳年上の美人プロボウラー須田開代子さんと結婚。人気選手同士の結婚とあって世間をにぎわせました。
しかし、ボウリングブーム終焉と共にメディア露出が激減。表舞台から姿を消しました。
現在71歳になる西城正明さんは、甘いマスクは健在ですがその表情にはどこか悲壮感が漂っています。現在は仕事がなく年金暮らしをしています。住んでいるのは横浜にある築30年12帖のワンルームマンションです。
そんな西城正明さんは大物歌手・五月みどりさんの弟です。華々しい肩書を持つ西城正明さんですが、彼の人生はガターの連続でした。
西城正明さんはボウリングブーム終焉後、39歳でカラオケスナックをオープンさせました。しかし、お店が火事を起こして閉店。その後、40歳の時に妻と性格の不一致で離婚。
64歳で居酒屋をオープンさせましたが不整脈を発症し、わずか1年で閉店。その結果、借金2000万円をおうことに。
しかし、姉の五月みどりさんに相談することはなかったといいます。五月みどりさんは幼い頃から厳しく、怖くて相談できなかったのだそうです。
そんな西城正明さんは今、一発逆転を狙っています。それは有名人の似顔絵。昔から絵が得意だったという西城正明さんは、仕事がない今テレビに出ている有名人の似顔絵を毎日作成しています。
一般的にテレビ番組で使われるイラストは一枚約2万円。そこに目をつけた西城正明さんは、自分の絵を使ってもらいたいとこれまでに300枚以上も描きためたそうです。
「爆報!THEフライデー」
あの人は今…大追跡SP
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