ジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」|ららら♪クラシック

NHK・Eテレの「ららら♪クラシック」でジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」について放送されました。

 

魔法使いからオリンピックまで!?

ジョン・ウィリアムズの映画音楽は、どれもどこかで聞いたことのあるものばかりです。例えば、宇宙人と少年の交流を描く「E.T.」や、伝説を巡る大冒険「インディ・ジョーンズ」、蘇った恐竜たちが暴れ回る「ジュラシック・パーク」、魔法使いの成長を描く「ハリー・ポッター」など。まさにヒット作の影にウィリアムズありです。映画以外でもその天才ぶりは発揮されています。極め付きはロサンゼルス・オリンピックのテーマ音楽です。ジョン・ウィリアムズは今年85歳です。

 

オーケストラで描く壮大な宇宙

数ある作品の中でも傑作の呼び声高い「スター・ウォーズ」の音楽。ジョン・ウィリアムズはオーケストラの響きを何よりも大事にする作曲家です。100人の以上の力で壮大な物語から繊細な心情描写まで可能にするのがオーケストラの醍醐味です。

「私は音楽を書く中でオーケストラに魅了され恋に落ちました」(ジョン・ウィリアムズ)

「スター・ウォーズ」もまさにオーケストラの可能性を追求する中で誕生しました。

1932年、ジョン・ウィリアムズはニューヨークで生まれました。元々目指していたのはクラシックのピアニストでした。ニューヨークの名門ジュリアード音楽院に入学し、猛練習を積み重ねましたが教師から才能を認めてもらえずソリストの道を断念しました。失意の中、映画の都ハリウッドに向かいました。当時のハリウッドは大作映画の黄金時代。ジョン・ウィリアムズは映画スタジオのピアニストという職を得ました。そこで体感したのがオーケストラの華やかな響き。魅了されたジョン・ウィリアムズは映画音楽の作曲に乗り出しました。ジャズやポップスなど、軽快な映画音楽が流行する中でもオーケストラを大事にし続けました。1975年、世界を驚かせる音楽を書き上げました。人食いサメの恐怖を描いた「ジョーズ」です。わずか2つの音で迫りくる恐怖を描く手腕にスピルバーグ監督も舌を巻きました。同じころ、宇宙が舞台の冒険活劇を構想するジョージ・ルーカスがいました。ジョン・ウィリアムズはスピルバーグの紹介でルーカスと運命的な出会いを果たしました。そして、彼から任されたのが「スター・ウォーズ」の音楽。壮大な宇宙を描くため過去のオーケストラ作品にヒントを求めました。

「オーケストラは300年にわたり進化してきました。それは私たちが受け継いできたすばらしい遺産。先陣が楽器を巧みに組み合わせた音楽を学ぶこと、それこそが私たちの人生であり愛なのです」(ジョン・ウィリアムズ)




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