「ガチンコ!」ファイトクラブとは街の不良が集まりボクシングのプロを目指す企画。まるで喧嘩のような迫力が話題となり瞬間最高視聴率32.3%を記録しました。
藤野大作(ふじのだいさく)さんは福岡出身でイカツイ顔立ちから、ついたあだ名は「玄海のマイク・タイソン」です。先生の竹原さんにも何かとケンカを売っていました。その負けん気の強さでプロテストに合格。チャンピオンも期待されていました。
しかし、プロ6戦目で首の骨がずれ頸椎を損傷。全身麻痺になり、ボクシングどころか日常生活もままならぬ状態になってしまいました。
そんな絶望状態の藤野大作さんを救ったのは、竹原慎二さんからの電話でした。ガチンコ時代、超問題児だった藤野大作さんのことを竹原さんは番組が終わってもずっと気にかけ、陰ながら応援していたと言います。
藤野大作さんはシャバイ心を入れ替え、厳しいリハビリに励みました。中でも整骨院に通い体を動かし続けたことで、徐々に体の麻痺が和らぎ、半年後には全身を動かせるようになりました。
現在37歳となった藤野大作さんは整骨院を開いています。全身麻痺の自分を救ってくれた接骨師に憧れ、28歳の時に接骨医療専門学校に入学。卒業後は地元・福岡の大手整骨院で修行。そして5年前に1000万円の借金をし開業しました。
そんな藤野大作さんを支えているのが、妻のむつみさん(48歳)です。現在2人は家賃5万円2LDKのアパートで暮らしながら夫婦二人三脚で整骨院を切り盛りしています。
「爆報!THEフライデー」
あの人は今…大追跡SP
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