年収300万円台のマンション購入|とくダネ!

フジテレビの「とくダネ!」真相チェイス!直撃御免で年収300万円台のマンション購入について放送されました。人生最大の買い物はマイホームですが、マンション購入者の平均年収は約600万円です。ところが、今その半分の年収300万円台で買える都心部の新築マンションが話題になっています。例えば独身で年収350万円の場合、税金や保険料などが引かれると月々の手取りは約23万円。本当に年収300万円台でマンションを買えるのでしょうか?

 

グランヤンス吉川美南ステーションコートは3LDK70.05㎡で2850万円。35年ローンで月々の支払いは約7万6207円だと言います。また入居した年から10年間、ローン残高に対して所得税・住民税から還付金が受け取れるそう。デュオヒルズ府中多摩川は3LDK75.03㎡で3098万円。購入には頭金258万円が必要ですが住宅ローン控除を受ければ月の返済額は約7万7000円-約2万3000円(住宅ローン控除)=約5万4000円になると言います。でも、そもそも年収300万円台で銀行のローン審査は通るのでしょうか?

 

この日審査の相談に訪れたのは35歳独身の女性。彼女は年収340万円、月の手取り約23万円です。ポイントの一つは1年以上継続して勤務していること。契約社員や派遣社員であってもローンによっては審査に通ることもあると言います。また他に借り入れがあるかも重視されるポイントです。キャッシングやクレジットの未払いは小額でも審査に通らない可能性が高いです。彼女の場合2670万円まで借りられるという結果に。専門家によるとアベノミクスの影響で銀行はお金が余った状態にあると言います。しかし、まだ借り入れする企業は少ないせいもあって個人への融資が増え続けているそうです。

 

年収300万円台でもマンションは買えそうですが、実際にはどんな未来が待ち受けているのでしょうか?猪俣里実さん(39歳)は去年8月に横浜市の駅から徒歩1分の1LDK(約35㎡)のマンションを購入しました。年収は約390万円で、部屋の値段は2390万円。月々の住宅ローンの返済額は約5万8000円です。しかし大きな誤算もありました。それは部屋が住宅ローン控除の対象外だったこと。実は住宅ローン控除は床面積が50㎡以上でないと適用されないのです。さらにローン以外にも管理費(月1万3000円)、積立修繕費(5年間で30万円)、固定資産税(年10万円)かかります。これを一ヶ月単位に換算すると支払総額は約8万4000円。そのため貯金はほぼ出来ない状態だと言います。

 

夫と2人の子供を持つ40代の女性は15年前に年収300万円台だった夫と約3000万円のマンションを35年ローンで購入しました。しかし2年前からローンが支払えない状態に。購入当時は夫の年収が上がっていくものと考えていたそうですが現実は収入がどんどん減っていきました。しかも子供が成長するにつれ出費は増していきました。年収300万円台でマンションを購入した人はローン破綻するケースが多いそうです。彼女は結局マンションを売却。残ったのは約1500万円の借金でした。年収300万円台で都市部のマンションは買えますが、慎重に未来図を描いておくことが必要です。