ロズウェル事件・完結編|幻解!超常ファイル

ロズウェル事件とは、ニューメキシコ州ロズウェル近くに墜落した空飛ぶ円盤の残骸宇宙人の遺体を軍が回収。地球外知的生命が実在する証拠を政府が隠し持っているという陰謀疑惑です。疑惑を浮かび上がらせたのは関係者の様々な証言です。

 

 

1947年7月、ロズウェル郊外で光輝く謎の破片を回収。軍は当初、空飛ぶ円盤と発表したものの、その直後に気象観測用の気球と訂正し事件は収束しました。

 

32年後の証言

ところが32年後の1979年、元陸軍航空隊少佐ジェシー・マーセルが「あれは気球ではない」と証言し事件に再び火をつけました。これをきっかけに「実は私も見た!」という証言者が続出。

 

中でも初めて宇宙人の話をしたのが土木技師のバーニー・バーネット。西サンアグスティン平原で墜落した円盤と宇宙人の遺体を目撃したというのです。そこへ軍のトラックが現れ、円盤と宇宙人の遺体を持ち去ったと言います。

 

この話が本やテレビなどで報じられると、さらに大勢の証言者が現れました。

 

その一人であるロズウェル在住のグレン・デニスは、陸軍病院に勤めるナオミという看護師から宇宙人の死体について話を聞いたと言います。

 

1980年代、これらの証言はアメリカで大きな話題を呼びロズウェル事件は巨大な陰謀疑惑へと膨らんだのです。

 

グレン・デニスの証言を検証

グレン・デニスは事件直後、ロズウェルの陸軍病院に勤める看護師ナオミから「3体の宇宙人の遺体を見た」と聞いたと言います。

 

しかし1995年、科学雑誌「オムニ」がデニスの話を確かめようと陸軍病院の記録や関係者にあたったところ、1947年当時ナオミという看護師は働いていないことが判明。

 

その後になってデニスは「ナオミは偽名だ」と言い出したり別の名前の人物をあげたりしましたが、もはや信憑性は低いと見ざるおえません。

 

バーニー・バーネットの証言を検証

実はバーネットの証言は、彼が直接語ったものではなく1950年頃にバーネットから聞いた話を友人が語ったものです。バーネットは事件が再浮上する前に死亡。墜落現場での出来事は30年も前の又聞きなのです。

 

しかも、1990年にバーネットの妻の日記が発見されると、その記述が問題となりました。

 

バーネットが墜落現場に行ったはずの1947年7月3日にはこう書かれています。

 

とても暑い。バーニーーはずっとオフィスにいた。午後に食料品を買った。とても高かった。

 

夫が大事件に遭遇したとは思えない平凡な1日の記述です。他の日付にも事件をにおわす記述は一切なく、バーネットの目撃を裏付ける証拠は何もありませんでした。

 

他にも事件が再浮上した後に出た証言は、昔人から聞いたという又聞き記憶が曖昧で整合性がない匿名での証言など、どれも信頼性に欠けているのです。

 

謎の破片の正体

1994年、真相解明を求める世論が高まっていく中で空軍は公式調査を行いました。そして出されたのが、報告書「ロズウェル・リポート」です。

 

この中で明かされた物体の正体はモーガル気球。モーガル気球は冷戦当時、アメリカ軍が極秘のうちに開発・実験を行った軍事兵器。高度20~50kmの位置に高性能の音響センサーを上げソビエトの核実験の爆発音を感知しようとするものでした。ソビエトの核開発を警戒していたアメリカ軍にとって重要な国防作戦でした。

 

ロズウェル事件は軍の極秘計画をきっかけに、様々な誤解や推測、曖昧な証言が積み重なり膨れ上がった現代の神話だったのです。

 

しかしアメリカでは2001年から宇宙飛行士、元軍人、政治家といった人々がロズウェル事件を始めとする地球外知的生命の情報公開を政府に求める会見を度々行っています。その名は「ディスクロージャー・プロジェクト」。事件発生から70年近く経った今も政府への疑惑は消えることなく続いているのです。

 

「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」
アメリカUFO神話(3)ロズウェル事件・完結編

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