下園辰哉は今… 馬肉料理店の責任者に|爆報!THEフライデー

ベイスターズの選手会長をつとめていた下園辰哉(しもぞのたつや)さん。中畑清監督は勝負所で必ず下園辰哉さんを起用。2016年には代打としてリーグトップの年間11打点を記録しました。

しかし、2017年に32歳で戦力外通告をうけ表舞台から姿を消しました。

現在34歳になった下園辰哉さんは当時と変わらず爽やかなイケメンです。現在の住まいは3年前に横浜市に購入した2階建ての5LDK。一緒に暮らしているのは元モデルの妻の里恵さん(34歳)と2人の息子たち。

妻との出会い

2人の出会いは9年前の25歳の時。プロ野球選手とモデルの食事会の場でした。

試合に招待して観に来てもらって、そのまま夜ご飯行ったりとか。

(下園辰哉さん)

下園辰哉さんの作戦が功を奏し、付き合いだして1週間で同棲し、交際3か月で超スピード結婚。2人の男の子も授かり、誰もが羨む生活を送っていました。

ところが2017年、一家に待ち受けていたのは戦力外通告という非情な現実でした。

上の子がすごく野球が大好きで、パパが野球選手っていうのを誇りに思っていたのを知っていたので、もったいないしまだ頑張って欲しいなって思いはありました。

(妻・里恵さん)

しかし、一戸建ての家を購入したばかりでローンも20年以上残っていました。家族のためにも落ち込んでいられないと、プロ野球選手だったプライドを捨て、契約が切れた翌日から野球とは全く違う場所で働き出しました。

引退後 馬肉の世界へ

スポーツ選手の大半は現役時代に知り合ったスポンサーやコネを使って再就職しますが、下園辰哉さんはあえて全く未経験の馬肉の卸売りを手掛ける会社に就職。

すると、職人気質な下園辰哉さんの器用さが買われ、新規事業の馬肉料理店出店(桜馬)のプロジェクトリーダーに大抜擢。店内は女性客を狙ったオシャレな空間を演出。さらに、高級な馬肉を卸業者ならではの低価格で提供し、今や女性客を中心に連日超満員の人気店になっています。

そして、新たな人生をスタートさせた今、自慢の馬肉料理を一番食べてもらいたい人が恩師の中畑清監督

本当に感謝しかないんですよね。お父さんみたいな存在です。

(下園辰哉さん)

中畑清さんが監督として就任する前は、ベンチを温める日々が続き、気持ちが腐りかけていたという下園辰哉さん。

「ベンチにいるメンバーの中でも信用しているぞ」っていう、監督に信頼してもらったっていう気持ちが一番嬉しかったです。

(下園辰哉さん)

中畑監督からの信用で再び闘志がわき、代打の切り札として復活。今の自分がいるのは中畑清さんのおかげだと感謝しているのです。しかし、これまで照れ臭く本人にお礼を伝えたことがないと言います。

恩師・中畑清とドッキリ再会

番組では下園辰哉さんと中畑清さんのドッキリ再会を企画。

俺すごいなと思ったのは、普通ね野球選手っていうのは現役時代に知り合いになってスポンサーになってくれたり、全く逆なんだよね。全くゼロからのスタート。ありえないパターンだよね。

潰しきかないんだよ野球選手。俺だって今、歌手で食ってるわけじゃん。

(中畑清さん)

そして、下園辰哉さんから今まで照れ臭くて言えなかった言葉が…

自分のポジションを作って頂いた監督さんなんで、本当に感謝しています。ありがとうございます。

(下園辰哉さん)

そして、下園辰哉さんは新たな事業、馬革製品専門店(馬革製品店「SILOKO赤レンガ店」)の責任者にも抜擢され、革の選定からデザインまで任され大活躍しています。

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