アルバニアの謎の風習「ブルネシャ」 男装して生きなければならない女性|世界まる見え!

日本テレビの「世界まる見え!テレビ特捜部」でアルバニアの謎の風習について放送されました。

 

ブルネシャは、アルバニアの山岳地方に100人ほどいると言われていますが、その生活は謎に包まれています。ブルネシャは500年ほどの歴史を持つと言われています。

 

アルバニア北部は男性優位社会で女性の活動は子供の世話と家庭を維持することに制限され、男性に対する口答えはおろか財産さえも受け継ぐ事が許されないのです。そのため、男性の相続人がいなくなり女性だけになってしまった家庭は生活が成り立たなくなるのです。

 

そこで、女性が男性へと変わる事で家族の長となり財産管理を受け継ぎ家系も守ることができるのです。ただし、ブルネシャになった女性は男と同じく何でも自由にできるかわり一生処女として生きることが定められていると言います。

 

俺は9人兄弟の長女だったんだが唯一の男だった俺の双子の弟が死んじまったんだ。家族を養うためにはブルネシャになるしかなかった。13歳の時だ。それは自分で決めたんだ。それからはタバコを吸い酒を飲み男のように生きてきたよ。掃除や料理なんかはやらなかった。酪農からトラック修理まで男がやる事なら何でもやらなくちゃいけなかった。女の体には重労働で辛くて毎晩泣いたよ。結婚は出来なかったが家も畑も家畜も全て守ることができた。

ブルネシャのナディラ・キクサさん

 

 

兄は私が生まれる前に亡くなった。それ以降、男の兄弟は生まれてこなかったんだ。10代の頃の私は優雅で髪も長くて評判の美人だったんだよ。もし女として美に磨きをかけていたらミス・ワールドの代表くらいにはなっていただろうよ。それでも私は家族を守るためにブルネシャとして生きていく事を決めた。涙が出たがバッサリと長い髪を切ったのさ。それ以来、男に交じって理髪店に行っているよ。

ブルネシャのダイアナ・パキピさん

 

 

家長だった兄が死んで幼い子供たちを養わなければならなかったからブルネシャの道を選んだんだ。その時、俺は25歳を超えていた。今、男たちはよく日々の不満を俺にこぼすが女も辛いとき俺の肩にもたれて泣く。俺は男女両方の事をよく知っているからね。頼りになるみたいだ。

ブルネシャのベドリ・ゴステローニさん

 

 

私がやってきた事は全て家のためだった。3人の兄たちが亡くなって跡継ぎとしてブルネシャになったんだ。背も低く体も弱かった私は男たちの中に入るとそりゃみじめなものだったよ。それでも髪を短くして必死で働き家を守ってきた。後悔はしていないよ。

ブルネシャのプレンディ・ペピョニさん

ブレンディさんは今は髪を伸ばし頭にスカーフを巻いて、スカートをはいた姿で取材班を見送っています。心のどこかに最後は女性でありたいという気持ちが残っているのかもしれません。




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