野村昭子さん、あき竹城さんと共に芸能界の3大おばさん女優と呼ばれたのが石井トミコ(いしいとみこ)さんです。これまで映画やドラマなど出演本数は1000本以上。さらに、その明るいキャラクターでバラエティ番組でも活躍しました。
しかし2014年、芸能生活60年をむかえた石井トミコさんは突如芸能活動を休止。表舞台から姿を消しました。
現在82歳となった石井トミコさんは、京都の敷地面積250坪の豪邸で暮らしています。ところが、家は石井トミコさんの家ではなく友人の家だと言います。大豪邸の持ち主は道子さん。二人は共同生活をしているのです。
石井トミコさんと道子さんの出会いは60年以上前。実は道子さんも20代の頃は映画会社所属の大部屋女優でした。年齢の近かった二人はすぐに意気投合。しかし、大部屋女優だった彼女たちの給料は月に約2000円。
道子さんは女優を引退し、京都で「蓼」という名のクラブを開店させ大成功。わずか32歳で祇園の一等地に自分のお店をかまえ、政界の大物がお忍びで通う知る人ぞ知る名店に。
一方、石井トミコさんは1963年に脚本家の山根優一郎さんと結婚。子宝にも恵まれました。しかし、1986年に夫の優一郎さんが肺がんで死去。娘も結婚し家を出ていたため孤独な独居生活が始まりました。道子さんも70歳を過ぎ、夫も子供もいない寂しさを噛みしめる日々を送っていました。
そこで道子さんは長年の友人だった石井トミコさんに共同生活を提案しました。そして道子さんはお店を閉店し、持っていた不動産の全てを売却。3年前から同じ境遇の友人を集め、ドラマ「やすらぎの郷」のような共同生活が始まりました。生活費などは全て道子さんが支払い、石井トミコさんは料理を担当しているそうです。
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