イメルダ・マルコスは今…|世界のコワ~イ女たち

TBSテレビの「ブラマヨ衝撃ファイル世界のコワ~イ女たち」でイメルダ・マルコスの現在について放送されました。

 

イメルダ・マルコスは20年に渡りフィリピン共和国を統治したフェルディナンド・マルコス元大統領の妻です。彼女は「史上最強の悪女」と呼ばれていました。1965年、夫マルコスがフィリピン共和国第10代大統領に就任しファーストレディとなったイメルダは、大統領夫人の地位を利用し美しさ追及のためにお金を浪費し続けました。特に靴とドレスには異常なまでに執着し、高級ブランド靴3000足、ドレス6000着も持っていたそうです。さらにイメルダは大統領夫人として積極的に政治活動に参加。多くの寄付金を募りました。しかし、真の目的は寄付金の着服だったのではないかと言われています。その着服総額は100億ドル(1兆7000万円)にも及んだといいます。そして、イメルダが最も力を入れたのはマニラ市内の美化活動。しかし、美化という名のもとに貧困層が強制退去させられてしまったのです。

 

ついにイメルダ・マルコスは演説中に切り付けられ全身11ヵ所に傷を負う重傷をおいました。しかし数ヵ月後に復帰し以前と変わらぬ姿を見せました。1983年、マルコス大統領のライバルであった次期大統領候補のベニグノ・アキノ氏が亡命先から帰国し飛行機を降りようとした瞬間、何者かに暗殺されました。疑惑の目はマルコスとイメルダに向けられました。この事件をきっかけに国民の怒りが爆発。100万人を超える反政府デモに発達しました。国民はマルコスとイメルダが住むマラカニアン宮殿を占拠。2人は亡命を余儀なくされました。しかし2010年、イメルダは生まれ育ったフィリピンで国政に復帰しました。

 

番組ではイメルダ・マルコスに会いにフィリピンへ。イメルダ・マルコスは現在82歳。夫はアメリカ亡命中に亡くなりました。豪邸にはフランシステ・デ・ゴヤのオリジナル作品(推定10億円)やピカソのオリジナル作品(値段がつけられない)などが飾られていました。スタッフたちと一緒に昼食を食べていましたが、ごく普通のフィリピン風中華を食べていました。そして夕食は天麩羅やウナギの蒲焼、みそ汁など和食を食べていました。

 

3000足集めた靴はほとんど頂きものだったとイメルダは言っていました。今はマニラ市内の靴博物館に飾ってあるそうです。アキノ氏暗殺についても、アキノ氏は心臓の病気を患っていて、イメルダが最高の病院、最高の医師を紹介したそうです。「殺したい相手だったら放っておけば良かったでしょ」と言っていました。着服の件については、イメルダはフィリピン政府から不正蓄財・脱税・人権弾圧などで901件の訴訟を起こされていたそう。アメリカ亡命中に裁判がスタート。結局、901件のほとんどが証拠不十分で不起訴処分となったそうです。

 

イメルダは現在、フィリピン国民にとても人気があります。イメルダは子供の頃、貧しい暮らしをしていました。イメルダはファーストレディで初めてフィリピンの貧困の実情を世界に伝えたのです。貧困層の人たちはイメルダに夢を託しました。彼女がフィリピンを変えてくれると信じたのです。そして、イメルダは貧困層のために多くの寄付を行っています。「国を捨てたことなど一度もない。貧しい人たちのために戻ってきた」とイメルダは言います。




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