泰葉が双極性障害を告白|爆報!THEフライデー

泰葉(やすは)さんは2007年、19年間連れ添った落語家・春風亭小朝(しゅんぷうていこあさ)さんと離婚しました。その別れた夫に向けた過激な発言に、1日100通以上も脅迫メールを送信するなど「モンスター離婚妻」と世間を騒がせました。

1961年、泰葉さんは昭和の爆笑王・初代林家三平(はやしやさんぺい)の二女として生まれました。姉は元女優の海老名美どり(えびなみどり)さん、弟は九代目・林家正蔵(はやしやしょうぞう)さん、末の弟は二代目・林家三平(はやしやさんぺい)さんです。泰葉さんは音大に通う真面目な性格のお嬢様でした。

そして1981年に「フライディ・チャイナタウン」で歌手デビュー。20年続いた「午後は○○おもいッきりテレビ」の初代アシスタントとしても活躍しました。そして1988年に春風亭小朝さんと結婚。その後は女将として真面目に裏方に徹し幸せな生活を送っていました。

しかし、結婚から19年経った2007年、泰葉さんと春風亭小朝さんは離婚。原因は結婚生活でのストレスでした。そして多くの報道陣の前で異例の離婚会見が行われました。こうして結婚生活から解放された泰葉さんですが、次々と謎の症状に襲われました。

離婚から数か月後、なぜか脚がかゆいことが楽しくなり気分が高揚。脚を異常にかきむしってしまったと言います。しかし、次の日には気分が落ち込み体が動かせない状態に。気持ちが高揚する躁状態と気分が落ち込むうつ状態がめまぐるしく入れ替わったと言います。

さらに離婚から半年後には症状が悪化し、手を洗うことさえも興奮する異常な躁状態に。また、元夫に「死ね」と脅迫メールを送りました。

あまりの奇行に病院へ行くと、双極性障害だと診断されました。

双極性障害とは神経伝達物質が急に増えたり減ったりすることで、気分が高揚したり落ち込んだりすると考えられている病です。

1996年では5万人だった患者が2014年には22万人に増加しています。双極性障害の主な原因はストレスと言われ、自分を追い込んでしまう真面目な性格の人が陥りやすいと言います。

2008年10月29日、泰葉さんは病の状態が最悪の中で会見を開きました。症状は会見直後からあらわれました。

金髪クソ豚野郎なんてぬるいもんで、私の脅迫メールはすごいです。脅迫メールフォルダがあります。ひどい時は1日100通以上です。

テンションが上がったかと思えば次の瞬間には「すみません。砂糖舐めさせて下さい」となぜか角砂糖を舐め続け、「大変父が恋しいです。こんなとこ撮るな」と涙を流し感情の起伏を抑えきれないうつ状態に。

泰葉さんはこの会見を機に実家に戻り、精神安定剤を飲む療養生活に入りました。

そんな泰葉さんは赤身の肉を食べ続けることで症状が改善したと言います。実は赤身の肉には脳の神経伝達物質であるセロトニンを形成するトリプトファンが多く含まれており、躁うつの予防・改善に効果があると言われています。

肉の赤身を意識して食べるようになり少しずつ落ち着きを取り戻していった泰葉さん。今では作曲活動など仕事に復帰できるまで元気になりました。

「爆報!THEフライデー」
あの人は今…家族問題SP

この記事のコメント

  1. 笠原 陽子 より:

    私も、11年前から双極性障害です。
    赤身肉を1日どれくらいどんな調理をしたのですか?