元NHKアナウンサー内多勝康は今…|爆報!THEフライデー

元NHKアナウンサー内多勝康(うちだかつやす)さんは、「クローズアップ現代」でも知られ1986年の入局以来、報道番組を中心に活躍しました。しかし、2016年にNHKを退職。表舞台から姿を消しました。

安定した職を捨て驚きの転身!

内多勝康さんは、国立成育医療研究センターの「もみじの家」のハウスマネージャーに転身しています。もみじの家は人工呼吸管理や痰の吸引など、様々な医療ケアが必要な子供を一時的に預かる施設です。

元NHKアナウンサーがなぜこの仕事をしているのでしょうか?

それは、ある1本の番組がきっかけでした。

5年前にNHKの「クローズアップ現代」という番組で新生児集中治療室に取材に来たり医療的ケアが必要なお子さんのお母さんにインタビューする機会がありました。その時も厳しい現実に初めて触れて、やはり社会で支えるべき問題だという。

(内多勝康さん)

医療の厳しい現実を知った内多勝康さんは、アナウンサーの仕事をしながら福祉の専門学校に通いました。すると、それを知った知人からハウスマネージャー就任のオファーが。

しかし、当時の内多勝康さんはNHKの看板アナウンサー。それなりの給料をもらっていたはずです。しかし、福祉の仕事になれば給料は下がります。アナウンサーに比べるとその差は歴然。安定した生活か新たな人生か、悩んだ末に内多勝康さんが下した決断は…

これは断ったら男が廃るなっていう感じはしましたね。

(内多勝康さん)

内多勝康さんはNHKを退職する道を選びました。NHKの看板アナとして日本中にニュースを伝えることよりも、目の前にいる子供たちと家族を支えることがやりがいのあるものに写ったのです。

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