折原真紀は今…|爆報!THEフライデー

折原真紀(おりはらまき)さんは1974年、期待の新人として歌手デビューし、その後はグラビアモデルとして世の男性を魅了しました。さらに1978年放送の少年野球ドラマ「がんばれ!レッドビッキーズ」で美人警官役を演じました。

しかし、デビューからわずか4年後、突如芸能界を引退。表舞台から姿を消しました。

61歳になった折原真紀さんは岩手県奥州市でブティック「ソフィア」を経営しています。しかし、先月の売り上げはゼロ。もう1年以上赤字続きだと言います。

1981年、折原真紀さんは幼馴染だった夫・晴司さんと結婚。地元・岩手に戻り夫婦でブティックを始めました。すると、そのハイブランド戦略が受け最盛期には店舗数が7店に拡大。年商は最大で2億円程あったと言います。やがて、双子の男の子にも恵まれ順風満帆な生活を手に入れました。

しかし、2000年代に入るとユニクロやH&Mなど低価格のファストファッションブームが到来。岩手にも次々と低価格の大型店が出現し、7店舗あった支店は経営不振に。気が付けば1店舗だけとなり借金4000万円。

さらに2015年10月、夫・晴司さんが食道がんで他界。皮肉にも4000万円の借金は夫の保険金で完済できました。

その後の折原真紀さんの生活は、夫が建てた3LDKの一軒家で抜け殻のような生活に。子供が東京に出て行った今、広すぎる家での生活には笑顔も笑い声も全く消えたと言います。生きがいは夫との思い出がつまったブティックを守ることだけ。

しかし、現実は厳しく決断を迫られています。実は、折原真紀さんのブティックは毎月160万円の売り上げを出さなければ赤字経営となります。しかし、毎月30万円もの赤字です。わずかばかり残っていた夫の保険金を切り崩し、経営を続けてきましたが、ここ1年で370万円ものマイナス。もう夫の貯えが底をつくのも時間の問題でした。

折原真紀さんが下した決断はお店の閉店でした。

「爆報!THEフライデー」

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