1990年代、増田明美さん、有森裕子さんらと共に女子マラソン黄金時代を築いたトップランナーが浅利純子(あさりじゅんこ)さんです。ボーイッシュなショートカットがトレードマークの彼女は1993年、ドイツで開催された世界陸上で日本人女子初の金メダルを獲得。ゴールした瞬間の視聴率は45.9%を記録しました。
その勢いにのり1996年、アトランタオリンピックに出場。優勝候補に名乗りを上げましたが、17位でした。その後、現役引退を表明。マラソン界から姿を消しました。
浅利純子は今…
現在46歳になった浅利純子さんは、ボーイッシュな短髪からボブカットが似合う大人の女性になっています。一体なぜトレードマークのショートカットをやめてイメチェンしたのでしょうか?そこに女性アスリート特有の悩みがありました。
実は現役時代、恋愛は禁止されていたと言います。刈り上げた短髪も風の抵抗を少なくするため。かなりストイックな生活を送っていました。しかし、銭湯に行くと必ず男湯に案内されたと言います。
31歳で現役を引退した浅利純子さんは髪の毛を伸ばし、思い切ってスカートも履くように。しかし、似合っているか自信が持てなかったと言います。
そんなある日、高校時代の陸上部の先輩が褒めてくれました。そして、この出会いをきっかけに交際をスタートし、2006年に結婚。結婚を機に地元・秋田に一軒家を建て生活しています。
2人の間には3人の息子がいます。そして浅利純子さんは現在、3人の育児をしながらパート生活を送っています。
浅利純子さんのパート先は花輪小学校で、学校支援コーディネーターの仕事をしています。学校支援コーディネーターは2008年から始まった文部科学省が推進する制度の一つで、マラソン大会の警備やプールの監視員など、教師だけでは補えない人材を地域住民の中から探し出す仕事です。
ちなみに学校支援コーディネーターの求人は市役所で行われており、資格は不要です。浅利純子さんの時給は1000円だそうです。
「爆報!THEフライデー」
あのオリンピック美女は今…
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