柴田賢志は今…脳腫瘍で右半身麻痺の難病に&ゴーゴーファイブメンバーとの18年ぶりの再会|爆報!THEフライデー

1999年放送の「救急戦隊ゴーゴーファイブ」は、5人の兄妹で敵に立ち向かう特撮ヒーロードラマです。戦隊ヒーローシリーズの中でも絶大な人気を誇り、シリーズ関連商品の売り上げは57億円にもなりました。

 

その中でゴーイエロー役を演じたのが柴田賢志(しばたけんじ)さんです。モデル出身の柴田賢志さんは、その甘いルックスでお母さん世代をも夢中にさせました。

 

しかし放送終了後、柴田賢志さんは芸能界から姿を消しました。

 

柴田賢志は今…右半身麻痺の難病

現在42歳となった柴田賢志さんは、病によって右半身麻痺、言葉が話しづらくなり歩行も困難な状態になっています。第4級の障害認定を受けています。

 

2DK、家賃1万6000円の部屋で一人で暮らしていますが、体が思うように動かず簡単な家事しかできないため、掃除や洗濯などほとんどの家事を同じ建物に住む母親に手伝ってもらっています。

 

かつては戦隊ヒーローとして華やかな芸能界で活躍し、子供から大人まで多くのファンを魅了した柴田賢志さんにとって、本人はもちろん家族も受け入れがたい障害者という現実。その裏にはヒーローでさえ立ち向かえなかった悲劇の連続がありました。

 

ゴーゴーファイブ

幼い頃から運動神経抜群だった柴田賢志さん。クラスでも女子から圧倒的な人気でした。高校卒業後、映画やドラマのオーディションを受ける日々を送り、23歳の時「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のゴーイエロー役を勝ち取りました。

 

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のメンバーたちは年も近く、すぐに親しい間柄に。将来の夢を語り合い、仕事の枠を超え本当の親友になった5人ですが、この関係は引き裂かれました。

 

悲劇の連続

2000年、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の放送終了間際、柴田賢志さんの身体に異変が。右手が震えたり、右目に違和感をおぼえるように。病院で検査を受けると脳に腫瘍があることが分かりました。

 

早く手術したら元通りになれると信じてましたね。

(柴田賢志さん)

 

しかし、腫瘍は中枢神経が集中する場所にあり、すぐに手術することはできませんでした。

 

手術ができるようになるまで腫瘍が大きくなるのも待つしかなかった柴田賢志さんは、痛み止めのステロイドを飲み恐怖に耐える日々を送りました。しかし、大量のステロイドを服用した影響でイケメンだった顔はパンパンに腫れあがり美男子の面影はなくなってしまいました。

 

さらに、腫瘍が大きくなるにつれ右手の震えは異常なほど大きくなっていきました。

 

ようやく手術ができたのは病が判明してから1年後のことでした。腫瘍は神経に複雑に絡み付き一度に取り除くことはできず、5年をかけて5回の手術が行われました。何とか脳腫瘍は除去できたものの俳優として致命的ともいえる右半身麻痺。柴田賢志さんは重度の障碍者に認定されました。未来を嘱望されたイケメン俳優から一転、世間から身を隠すように過ごす日々に。

 

仲間を拒絶

そんな中、柴田賢志さんの病気を聞きつけたゴーゴーファイブの仲間が連絡を取ろうとしましたが、音信不通に。柴田賢志さんはヒーロー仲間たちを完全拒絶。みじめな姿をさらしたくないと、仲間たちの前に一切姿を現すことはありませんでした。

 

その後、ドラッグストアの倉庫で棚卸のアルバイトを始めました。

 

さらなる悲劇

手術から5年が経った頃、左の腰に痛みがでるようになりました。

 

これはもう普通じゃないなって思いましたね。

(柴田賢志さん)

 

痛みは日に日に激しくなり、検査の結果「大腿骨頭壊死症」であることが分かりました。原因は不明ですが、大腿骨が壊死し、歩行不能に陥る病で国の難病に指定されています。

 

両方とのダメになって、ボルトが入ってるんですよ両方とも。

(柴田賢志さん)

 

脳腫瘍による右半身麻痺に加え、両足とも人工股関節に。表に出ると自分が笑われているように感じ、心が荒んでいったと言います。

 

障害を持って色んなところで働いてみたけど、自分を必要とする場所はなかったと思うんですよ。

(柴田賢志さん)

 

決死のリハビリ!あきらめない心

人生に絶望していた柴田賢志さんですが、知人から思いもよらない言葉をかけられました。

 

「幼稚園で働いてみないか?子供たちも喜ぶと思うんだよ。」

 

その瞬間、柴田賢志さんの脳裏にかつての自分が蘇りました。

 

それから柴田賢志さんは、リハビリを開始。ほとんど上がらなかった足が必死のトレーニングで自力で上がるようになり、麻痺が残る手はパソコンを打てるようになりました。さらに、運転することもできませんでしたが、幼稚園へ通うため再び教習所に通い、今では一人で運転できるように。

 

そして現在は、保育士の補助員として勤務しています。幼稚園の仕事にやりがいを感じ、現在は保育士の国家資格を取ることを目標に勉強しています。

 

今の俺はこうなっているけど、これが不幸かって言ったらそうじゃないよって言いたいんですよ。そういう姿を見せていきたいんですよ。

(柴田賢志さん)

 

そして柴田賢志さんは、諦めないことの大切さを知って欲しいと講演会で自らの経験を語り始めました。

 

そんな柴田賢志さんですが、一つ心に引っかかっていることがあります。会うことを拒絶し続けてきたゴーゴーファイブの仲間たち。これまでのことを仲間たちに正直に話し、きっちりけじめをつけたいと言います。

 

ゴーゴーファイブの仲間たちは今…

ゴーレッド役の西岡竜一朗さんは、31歳で芸能界を引退しハーレーダビットソンのカスタムショップの代表になっています。

 

ゴーグリーン役の原田篤さんは、2003年に女優の秋本奈緒美さんと結婚。現在はタレント業のかたわら、赤坂でライブ居酒屋のオーナーをしています。

 

ゴーブルー役の谷口賢志さんとゴーピンク役の柴田かよこさんは、現在も俳優、女優として活躍中です。

 

18年ぶり因縁の再会

久しぶりの再会に喜びをかみしめる5人。柴田賢志さんは仲間を遠ざけた当時の想いを語り始めました。

 

病気だっていうのは自分でも言いづらかったと思います。今だったら素直に言えることも当時は、死ぬほど悩んでいたことなので、人に弱いところを見せたくなかったんだと思います。

(柴田賢志さん)

 

それを聞いたメンバーは…

 

「柴田賢志」っていうのはそういう人間だと思っていたから、あえて(強がりを)言っているんだろうと思ってたよ。だから、変な風に支えに行かない方が家族だと思っていたから余計なことをしなかった。

(ゴーブルー役 谷口賢志さん)

 

そして、柴田賢志さんが合流するまで記念イベントなどへの出演を控えようと約束していたと言います。来年20周年をむかえるゴーゴーファイブ。再びファンの前で5人そろうことを誓いました。

 

「爆報!THEフライデー」



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