筋トレママが急死!原因はプロテインだった!?尿素サイクル異常症|ザ!世界仰天ニュース

2017年5月、オーストラリアのマンジュラに住むミーガン・ヘフォード(25歳)は2人の子供を持つ母でした。小児クリニックで看護アシスタントとして働いていました。趣味は筋トレ。もともとは出産後のスタイル維持で始めましたが、トレーニングにのめり込んでいきました。そして、地元のボディービル大会に出ることを考えていました。

 

ジムのトレーナーからタンパク質を意識して摂るようにアドバイスされました。こうして、ミーガンはタンパク質中心の食生活にしました。さらに、食後には粉末のプロテインを牛乳に溶いて飲みました。トレーニングの後もプロテイン、仕事の合間にもプロテインバーを摂り、徹底した食生活を続けていました。

 

しかし、2週間程経った頃から体のだるさを感じ始めました。近くの町に住む母親にも「頭痛が続いている」と電話で話していました。食生活を変えてから40日程経った頃、ミーガンは意識不明で倒れているところを、部屋の手続きにきた不動産屋に発見されました。すでに自発呼吸もできない脳死状態でした。

 

精密な血液検査の結果、血中アンモニアの数値が異常に高いことが分かりました。ミーガンは尿素サイクル異常症だったのです。

 

尿素サイクル異常症とは

肉や魚、大豆などの多く含まれるたんぱく質は、筋肉や骨、血を作るために欠かせない三大栄養素の一つです。しかし、食事として体内に入ったタンパク質は分解・吸収される過程で有毒なアンモニアを発生させます。通常、アンモニアは肝臓で解毒され無毒な尿素となって体外に排出されます。しかし、先天的に肝臓で無毒化するサイクルに異常がありアンモニアをうまく無毒化できない人がいます。それが、尿素サイクル異常症です。

 

尿素サイクル異常症の人は、タンパク質を摂取すると血中アンモニア値が上昇。倦怠感や嘔吐、意識障害、痙攣といった様々な全身症状が起こり死にいたるケースも。尿素サイクル異常症は8000人~4万4000人に1人の割合で発症。日本では国の指定難病となっています。

 

ミーガンは搬送されてから4日後、生命維持装置を外すことに家族は同意しました。ミーガンは、思わぬことで突然の死をむかえました。

この病気は遺伝性の疾患です。検査したところ、私とミーガンの子供たちにも尿素サイクルに異常があることが分かりました。私たちは比較的症状が軽く普通に肉を食べても問題ないと医者に言われました。

(ミーガンの母ミシェルさん)

ミーガンやその家族のように症状が軽い人は自覚症状なく生活していることもあります。しかし、たんぱく質を多く摂った時に体のだるさ、吐き気などの体調不良が続くようなら医師に相談した方が良いそうです。

 

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急死した美女 原因はあの食事

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