認知症を招くLPS 危険性は口臭でわかる?はちみつに含まれるフラボノイドで撃退|たけしの家庭の医学

セントラルランカシャー大学の研究チームが発表した論文によると、認知症を発症してしまった10名の患者の脳を死後解剖したところ、4名の脳から共通の毒素が発見されたと言います。その毒素の名はLPS(エルピーエス)。このLPSと呼ばれる毒素こそ認知症を引き起こす新たな原因物質の一つとして今、世界中の研究者たちが注目しています。

 

国立循環器病研究センター脳神経内科部長の猪原匡史(いはらまさふみ)先生によると、LPSは誰の体の中にもあり、個人差があり大量に体に入ると非常に強い炎症が起き、重篤な症状を起こす毒素だそうです。実はLPSは普段から誰の体にも存在しています。それが、何らかの原因で異常に増加してしまうと脳細胞をはじめとした細胞が炎症を起こし、その結果死滅してしまった脳細胞が認知症発症の原因になっているというのです。

 

LPSが増加している人は口臭が強い

LPSが多い人は口から特殊なガスが発生。特に朝一番に強い口臭が出ていると言います。

口の中には健康な人でも約2000億の常在菌がいます。口腔ケアを怠っている人では1兆個ぐらいに増えることも。その中の一部の悪玉菌(歯周病菌など)がLPSを出しているのです。

 

誰の口にでもいるものですが、悪玉菌の数が増えるとLPSが異常に増え認知症のリスクを高めてしまうのです。ただし、認知症の患者さん全員が口臭があるという事ではありません。歯磨きで悪玉菌を減らすことはできますが、LPSを完全になくすことはできません。

 

実はある生き物がLPSを撃退するカギを握っていることが分かってきました。

 

LPS撃退のカギを握るミツバチ

LPS撃退のカギを握る生き物とはミツバチです。

 

スペインの大学で発表された研究論文によると、LPSによって炎症が発生した細胞にハチミツの成分を細胞を注入したところ、炎症が50%に抑制されたというのです。ハチミツは、ミツバチが花の蜜を集め体内で消化し分解した物質。ミツバチたちはそれを巣の中に貯蔵し、自らの食糧や幼虫たちの餌としています。

 

フラボノイド

ハチミツに含まれLPSを撃退できる成分とはフラボノイドです。フラボノイドは、主に植物などに含まれる栄養成分で、ウイルスや細菌などを撃退する強い抗菌力を持っていると言われています。その種類は多く4000種類以上。例えば大豆に含まれるイソフラボン、緑茶に含まれるカテキン、ブルーベリーのアントシアニンなど。よく耳にするこれらはフラボノイドの一種です。

 

数あるフラボノイドの中でも、ハチミツに含まれる十数種類のフラボノイドが特にLPSに有効であることが最新の研究で判明したと言います。

 

ハチミツに含まれる十数種類のフラボノイドは、体内に入ると毒性の強いLPSの働きを低下させ、さらにLPSによる細胞の炎症を鎮め元通りに治してくれると言います。

 

LPS減少&認知症予防法

  • 夜にスプーン1杯のハチミツを摂取
  • 3食後すぐの歯磨き


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい(スパム対策)管理人からの返信はありませんがお気軽にコメントしてください。