細胞のアンテナ「糖鎖」が免疫力をアップさせるカギ&シアル酸を豊富に含む食材|名医とつながる!たけしの家庭の医学

テレビ朝日の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で衰えた免疫力をアップさせる細胞のアンテナを公開&免疫力を上げる最強の食べ物について放送されました。

 

クーラーが効いた涼しい部屋と暑い屋外の温度差で夏バテ気味になり夏風邪を引いてダウンなんてことも。細菌から体を守るために通常は免疫細胞が体内に侵入してきた細菌と戦い増殖するのを抑えてくれています。問題は年を重ねることによって免疫の機能が衰えてしまうこと。高齢になるほどひどい夏バテを感じたり、風邪を引きやすくなるのは免疫の機能が衰えてしまった結果、爆発的な細菌の増殖を防げなくなっているからなのです。ところが、最新の研究によって弱った免疫を復活させる有効な手立てが発見されたのです。キーワードは「細胞のアンテナ」です。

 

細胞のアンテナは全ての細胞に存在し、アンテナの状態が正常に保てれば強い免疫力によって病気に強い体を維持することができます。しかし、アンテナの状態が悪くなれば免疫力も弱まり体調不良を起こしやすい体になってしまうと考えられています。

インフルエンザに有効な薬タミフルは細胞のアンテナに働きかけることでウイルスから体をガード。さらに、細胞のアンテナを活性化させることでがん細胞の転移が抑制されたとの報告も。まさに細胞のアンテナで免疫力が上がれば風邪からがんまで幅広く効果を発揮できるとして熱視線が送られているのです。

 

細胞のアンテナの正式名称は「糖鎖(とうさ)」です。糖はいくつかの種類があり、組み合わさって砂糖やご飯(炭水化物)になっています。糖鎖とは8種類の糖が鎖のように繋がってできたもの。これが私たちの全ての細胞の表面についています。

 

これまで、免疫力をアップさせるには免疫細胞自体の攻撃力を上げることが考えられてきましたが、最近では糖鎖のアンテナの力を上げることで免疫力がアップするのではないかと考えられています。がん細胞やウイルスなど様々な異物が体内にいる時、まず最初に発見することこそ全ての細胞についているアンテナの役割です。通常、私たちの体内に細胞が侵入すると、侵入した場所に免疫細胞はいません。いるのはごく普通の細胞だけですが、その普通の細胞にもアンテナがあるので細菌の侵入を素早く察知。すると、危険を察知した細胞はアンテナを通じてSOSの信号を出します。その信号を周囲の細胞が受信。隣の細胞へと信号を送信していきます。そして、骨やリンパの中で待機している免疫細胞のアンテナに行き着きます。すると、免疫細菌は現場に急行し細菌を駆除するのです。

 

しかし、細菌のアンテナも加齢と共に少しずつ抜けて薄くなってしまいます。細胞のアンテナの場合、どんどん抜けて薄くなるだけでなく長さも短くなってしまいます。すると、危険に対する情報をなかなか受信できなくなり、細胞自体は元気でも外敵を察知できず駆逐できなくなってしまうのです。しかし、短くなってしまった細胞のアンテナを再び長くする究極の食材があると言います。

 

細胞のアンテナを伸ばす最強の食材は?

糖鎖を伸ばし免疫力を上げる栄養素が「シアル酸」です。シアル酸は細胞のアンテナを構成する糖の一種で、主にアンテナの先端にくっつき様々な情報の受信を担っています。シアル酸は加齢と共に減少。アンテナの長さが短くなり察知能力が落ちる一因になります。シアル酸が豊富に含まれている食材はツバメの巣ですが、毎日食べるのは不可能です。シアル酸研究はまだこれからで、どの食材に多いかはよく分かっていないと言います。

番組では今までほとんど研究されてこなかった食品に含まれるシアル酸の量を分析。ツバメの巣のスープ1杯に含まれていたシアル酸の量は200mgでした。

 

シアル酸ベスト3食材

3位:たらこ 1腹 シアル酸量180mg
2位:鶏卵 4個 シアル酸量227mg
1位:子持ちシシャモ 2尾 シアル酸量197mg

もともとシアル酸は糖鎖の端につき、外敵から身を守るアンテナの役割を果たしています。卵は産み落とされると外敵となるウイルスや細菌にさらされます。そのため、あらかじめアンテナとなるシアル酸を沢山張り巡らせているのではないかとのことです。




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