アフリカマイマイと広東住血線虫|ザ!世界仰天ニュース

ハワイ島では、カタツムリが危険生物だと言います。そのカタツムリというのはアフリカマイマイ。カタツムリの中では世界最大級の種類です。

 

アフリカマイマイは、かつては東アフリカのモザンビーク付近にのみに生息していましたが、20世紀に入り食用として世界中に輸出されました。各地で養殖されていましたが養殖場から逃げた数匹が野生化し、その土地に根付きました。なぜアフリカマイマイが危険なのでしょうか?

 

広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)は、通常ドブネズミやクマネズミの大動脈に寄生している寄生虫です。肺動脈に寄生した広東住血線虫はここで卵を産みふ化させます。ふ化した幼虫は肺から気管、食道をへて胃腸を通り糞とともに体外に排出されます。その糞をアフリカマイマイが食べることがあります。糞を食べると広東住血線虫も体内に取り込まれます。

 

その広東住血線虫が寄生したアフリカマイマイを人間が食べてしまった場合、腸壁を破り脊髄に侵入し髄液を通り脳へ。脳で広東住血線虫は死にますが、人の体は虫の死骸を異物とみなし免疫細胞が過剰に働いてしまいます。すると、髄膜脳炎を起こし激しい頭痛、手足のしびれ、嘔吐、めまいを引き起こします。

 

アフリカマイマイは、台湾などで食用として食べられていますが、寄生虫は100℃で3分以上加熱調理すれば死滅するため食べても問題はないと言います。

 

アフリカマイマイが這った後には粘液が残ります。この粘液から寄生虫に感染する可能性があるのです。生野菜にアフリカマイマイが這い、そこから感染することもあるそうです。

 

現在、日本ではアフリカマイマイは指定有害動植物になっており、生きたままの持ち込みはできません。しかし、広東住血線虫は遠い異国だけの話ではありません。ヒアリと同じように日本各地の港で捕獲したネズミやカタツムリ、なめくじからも広東住血線虫が見つかっています。2000年には沖縄の米軍基地に住んでいた少女がアフリカマイマイから感染し死亡するという例も。

 

実は、戦前食用として沖縄に輸入されていたアフリカマイマイが、今では野生化し民家の草むらや畑などを探せばすぐに見つかるほど繁殖しています。さらに、最近では寄生虫を保有する確率がアフリカマイマイよりも高い生物がいることが分かっています。それはヒラコウラベッコウガイです。

 

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