脂質異常症の原因と対策|健康カプセル!ゲンキの時間

TBSテレビの「健康カプセル!ゲンキの時間」で脂質異常症の原因と対策について放送されました。血液中の脂であるコレステロールや中性脂肪などのバランスが乱れた状態が脂質異常症です。放っておくと脳卒中や心筋梗塞など命に関わる重大な病院に。大掛かりな手術、それにかかる経済的負担、長いリバビリ生活や介護で家族も疲弊と負のスパイラルが待っています。

 

脂質異常症の診断基準

中性脂肪 150mg/dl以上
悪玉(LDL)コレステロール 140mg/dl以上
善玉(HDL)コレステロール 40mg/dl未満

このうち一つでも当てはまると脂質異常症と診断されます。

 

中性脂肪が高くなる原因

中性脂肪は体内の細胞が正常に働くため血液中を流れる大切なエネルギー源です。しかし、増えすぎてしまうと血管に負担をかけ傷つけてしまったり、内臓の周りについてメタボの原因となったりします。

・炭水化物
炭水化物は分解されるとブドウ糖となり血中を流れます。血中を流れるブドウ糖は筋肉や細胞のエネルギー源として代謝されますが、炭水化物を多く摂りすぎると代謝しきれなくなり中性脂肪へと変化してしまうのです。ちなみに、1日の摂取カロリーのうち炭水化物が占める割合は60%までが良いとされています。炭水化物はかぼちゃやイモ類にも多く含まれているので摂りすぎには注意が必要です。

・果糖
ビタミンやミネラルなどを豊富に含む果物ですが、同時に糖の一種である果糖を多く含んでいます。果糖は炭水化物が変化するブドウ糖と比べて代謝されにくく中性脂肪へと変化しやすいのが特徴です。中性脂肪が高い人は1日にみかん1個、またはリンゴ半分程度を目安に制限を心がけましょう。スポーツドリンクも果糖を多く含んでいる場合があるので要注意です。

 

悪玉コレステロールが高くなる原因

コレステロールを全身に運ぶのが悪玉コレステロールです。そして、余分になったコレステロールを回収するのが善玉コレステロールの役目です。そのバランスが乱れ悪玉が増えたり、善玉が減ったりすると血液中に余分なコレステロールが残り血管壁に沈着。プラークと呼ばれるこぶのようなものを作ってしまうのです。これが動脈硬化。放っておくと心筋梗塞や脳卒中などの引き金になってしまいます。

女性は女性ホルモンがあることでコレステロールが低く抑えられている時期がありますが、閉経を境に女性ホルモンが減るので悪玉コレステロールが高くなります。

・卵黄
卵は100g当たりのコレステロールが食材の中でもトップクラスの420mg。卵黄に限ると100gあたり1400mgにも及びます。ただし、食事で摂るコレステロールの吸収は個人差があり体質に関係があります。被験者130人に卵3個分のコレステロール値750mgを2週間摂取させたところ、65%は数値に変化がみられませんでしたが、35%は悪玉が10%以上増加しました。他にも魚卵やレバー、しらすなどが高コレステロール食材です。悪玉の数値が高い人はなるべく避けましょう。

・酸化コレステロール
揚げ物は再加熱や揚げ油の再利用、調理から時間が経ち空気に触れることで酸化コレステロールという物質が生まれることがあります。これが悪玉コレステロールを高めたり動脈硬化を進行させてしまう原因に。揚げ物を調理するさいには少ない油で揚げ焼きにしたり、揚げ油はなるべく少ない使用回数で処分するのがオススメです。

 

脂質異常症 改善プラン

海藻類や豆類に多く含まれる水溶性食物繊維は、中性脂肪やコレステロールを吸着し排出を促します。中でもオススメなのがこんにゃく。こんにゃくは水溶性食物繊維と同様の働きをするグルコマンナンも豊富に含みます。さらに体内で水分を吸収し膨張する性質があるため満腹感を得ることができます。また、青魚に含まれるDHAやEPAも中性脂肪を下げるのに効果的です。

玉ねぎに含まれるケルセチンや大豆たんぱくは食品に含まれるコレステロールの吸収を穏やかにしてくれる働きがあります。またブロッコリーやキャベツに含まれるアミノ酸はコレステロールの排出を促してくれます。

また運動も大切です。

 

ちょびっと有酸素運動

1、背もたれに拳1個分のスペースを作り姿勢よく座る
2、片足を上げ10秒間キープ

左右3セットを1日3回行いましょう。


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