非アルコール性脂肪肝炎(NASH)|ためしてガッテン

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」で肝臓の健康を守れSPが放送されました。

肝臓の働きはアルコールの分解、老廃物の処理、エネルギーを作る、脂肪の保管、胆汁を作る、ビタミンの合成、解毒などがあります。肝臓に脂肪がたまると脂肪肝になります。脂肪肝から肝臓がんになるものを非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と言います。つまり脂肪ががんを作るのです。

 

ミトコンドリアが細胞の中の糖をたべエネルギーにかえ、そのおかげで肝臓は順調に働きます。しかし、肝臓の中に脂肪が入りこんでくると、ミトコンドリアが脂肪を食べ始めます。脂肪を食べ過ぎたミトコンドリアはジャイアントミトコンドリアと呼ばれます。ジャイアントミトコンドリアが死ぬと細胞自体が死に肝臓の炎症がひどくなり肝炎になります。すると死んだ細胞の跡地を埋めるため星細胞が繊維=コラーゲンを吐き出します。この結果、肝臓は繊維でがちがちに硬くなってしまうのです。これが肝硬変。そして最悪の場合、肝臓がんになるのです。

 

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が発見されたのは2002年。日本人の肝硬変・肝臓がんの原因は肝炎ウイルスとアルコールがほとんどでした。NASHは肥満や糖尿病がベースになっています。生活習慣病が増えてNASH(ナッシュ)も増加しました。そのため、ここ10年間くらいNASHが注目されているのです。NASHからの肝臓がんは、肝臓がんになった段階では脂肪が消え、焼けただれたNASHになっています。脂肪の証拠がなくなるので、脂肪肝が原因だとなかなか発見されなかったのです。

 

たまった脂肪を燃焼させる技

血糖値が高いうちに運動をしても、燃えるのは糖だけで脂肪は燃えません。脂肪を燃焼させるには睡眠が良いのです。睡眠中、脳はオフになっています。脳は糖で作られたエネルギーを好み、心臓は脂肪で作られたエネルギーを好みます。そこで肝臓は脳が起きている間は、脳のために糖をエネルギーにします。睡眠中は脳はエネルギーをあまり使わないので、肝臓は脂肪をエネルギーにするのです。まぶたを閉じるだけでも効果があると言います。週に3日夜更かしすると、年間1kgの脂肪燃焼のさまたげになるそうです。

 

ウコンで肝臓病が悪化!?

解説していたのは、三重大学医学部附属病院栄養指導管理室の室長である岩田加壽子さん。肝臓に良いと言われているウコンですが、C型肝炎とNASH(ナッシュ)の人には良くないと言います。それはウコンに含まれる鉄のせいです。健康な人は鉄を貯蔵しないと貧血が起こりますが、C型肝炎やNASHの人は鉄が過剰に溜まってしまいます。鉄過剰になると、肝臓にたまった鉄が酸化し、肝臓に炎症を起こすのです。

C型肝炎やNASHの患者さんは鉄の摂取を制限することが大切です。C型肝炎やNASHの患者さんは1日6mg以下に抑えましょう。ただし、ウコンでも鉄分が少ないものもあるので、そういうものを選ぶようにしましょう。




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