めまい・耳鳴り・不眠の原因は過去の片頭痛にあった!|ためしてガッテン

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」でめまい・耳鳴り・不眠を解消!が放送されました。

最近になって原因不明のめまい・耳鳴り・不眠がある一つの原因でつながっていることが分かったのです。その原因は過去の片頭痛。

 

片頭痛とは、寝込むほどの激しい痛みでズキンズキンという痛みが特徴です。必ずしも片側だけが痛くなるわけではありません。片頭痛は脳の神経伝達物質セロトニンが不足することで起きやすくなります。セロトニンが不足すると血管が広がりやすくなり、周りに痛み物質が発生。それが内部に伝わることによって激痛が起こると考えられています。

 

東京女子医科大学脳神経外科の清水俊彦さんは、めまいや耳鳴り、不眠の人たちは脳が過敏状態にあることに気づきました。片頭痛は毎回、脳が異常に興奮し放置すると興奮がずっと残ってしまいます。昔の片頭痛が脳の過敏状態を生み、不快症状を招いていたのです。

 

治療法は抗てんかん薬と抗うつ薬。抗てんかん薬は脳の興奮を抑える作用があります。抗うつ薬は気持ち的に敏感になった部分を感じにくくしてくれる作用があります。患者は耳鳴りがすると言いますが、これは常時脳が興奮して起こる耳鳴りで頭鳴(ずめい)と言います。ただ、耳自体に原因があることもあるので、症状の専門医を受診してから頭痛専門医を受診することが大切です。

 

独協医科大学神経内科教授の平田幸一さんによると、学会では広く全てで認められているわけではありませんが、注目され多くの医師はこういうことがあるのではないかと考えているそうです。片頭痛も人によってははじめは3ヶ月に1回くらい寝込むような感じで、後は全然平気という人も多くいます。けれど、勉強や就職でストレスがかかると症状がだんだんひどくなっていきます。そうすると、頭が痛くなると痛み止め(消炎鎮痛薬)を飲むようになります。しかし、消炎鎮痛薬は痛みは抑えられますが、痛み物質の発生は抑えられません。そのため、脳が過敏な状態になってしまいます。

 

トリプタンは血管拡張を抑え、痛み物質の発生を抑制してくれる薬です。トリプタンによって脳の過敏状態を防げる可能性があるそうです。将来的にめまいや耳鳴り、不眠で悩まないためにも、若いうちに片頭痛を治療することが大事です。

 

生理痛の大誤解

生理痛で頭が痛いというのは、実は生理痛ではないそうです。その原因はエストロゲンにありました。子宮の中でエストロゲンは毎月、子宮内膜を厚くして赤ちゃんをむかえる準備をしています。そして、妊娠しなかった場合、必要なくなるのでエストロゲンが減り、子宮内膜も壊されて薄くなり排出されます。これがいわゆる生理です。生理になると脳内にあるエストロゲンも減りますが、その時に神経伝達物質セロトニンも減らしてしまいます。

 

生理の時に頭が痛いのは生理痛ではなくて片頭痛なのです。生理の時に起こる頭痛の6~7割が片頭痛だと言います。多くの女性が市販の鎮痛薬で対処していますが、脳の過敏状態を防ぐためには痛み自体が起こらないようにトリプタンを飲むべきなのです。トリプタンは処方薬なので薬局に行っても買えません。片頭痛が疑われる場合、病院でトリプタンを処方してもらいましょう。

 

片頭痛の特徴

・寝込むぐらいの痛み
・吐き気がある痛み
・動くとより悪化する痛み
・痛む場所は片方だけとはかぎらない




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