疲労のメカニズム|あさイチ

NHK総合テレビの「あさイチ」で疲れについて放送されました。

最近、疲労のメカニズムが次々に科学的に解明されています。その中で、疲れの蓄積は想像以上に人体に大きなダメージを与えることが具体的にわかってきました。これまで計ることが難しかった疲労の度合いも客観的に数値化することが出きるようになりました。その測定は唾液で簡単にはかることができます。

 

東京慈恵会医科大学の近藤一博さんはウイルスについて30年間研究してきた中で疲労の正体をつきとめました。きっかけはHHV6やHHV7と呼ばれるヒトヘルペスウイルス。近藤一博さんはヒトヘルペスウイルスが唾液中に出てくるメカニズムを調べるうちに疲れの原因物質を発見しました。そもそもヒトヘルペスウイルスは疲れが溜まると唾液中に多く出てくる物質です。この疲れと関係するウイルスの量が多くなるとき、FF(ファティーグ ファクター)というたんぱく質が血液中に増えることが分かってきました。このFFが溜まると疲れてくるのです。さらに、細胞内にFFが増加するとFFがない時に比べ細胞死が約2倍に増加します。FFが高血圧、心臓病、脳溢血、糖尿病など様々な病気の要因になることが分かってきました。特に怖いのが疲れているのに、それに気づいていない隠れ疲労です。

 

隠れ疲労チェック

・「はー疲れた」とここ最近言っていない
・嗅覚がにぶくなった
・他人の会話についていけない

 

疲労回復法

近藤一博さんは疲れを回復するための驚くべき方法を発見しました。それは疲れの原因物質であるFFを増やすというもの。

近藤一博さんは疲れの原因物質FFを追い出すFRという物質を発見しました。このFRはFFが増えると一緒に増加するという性質があります。運動などをしてFFが増えるとFRも同時に増加。その後、休憩をすることでFFは減り、FRは増加するのです。

 

疲労回復の3ステップ

1、適度な運動(ジョギングなど)
2、休憩
3、疲労回復

適度な運動の代わりにぬるめのお風呂にゆっくり入るなどでもいいそうです。

 

疲労回復に効果的な食べ物

イミダゾールジペプチドは鶏のむね肉から抽出することができ、摂取すると疲労しにくい体を作ることができます。イミダゾールジペプチドは体内で疲労回復物質FRを作るのを助ける働きがあります。そのため、摂り続けるとFRがどんどん増えFR体質になれるのです。鶏のむね肉の場合、1日に100gくらい摂れば十分だそうです。そして、疲労に効果的な究極の食材がカジキ。カジキにはイミダゾールジペプチドが2000mg/100g以上も含まれています。他にもイミダゾールジペプチドはマグロやカツオ、豚ロースなどにも多く含まれています。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントは管理人の承認後に表示されますのでしばらくお待ち下さい。管理人からの返信はありませんのでご了承ください。