過呼吸 ペーパーバッグ法の危険性と正しい応急処置|ためしてガッテン

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」で過呼吸(過喚起症候群)について放送されました。過呼吸は女性を中心に患者が増えている病です。

 

過呼吸のメカニズム

過呼吸は体内の酸素が増えすぎるのではなく、二酸化炭素が不足するのです。二酸化炭素不足になると全身の血管が収縮します。特に脳の血管が収縮。すると脳からの神経の伝達がうまくいかなくなり頭痛が起きたり、めまい、手のしびれ、筋肉の硬直が起こるのです。

普通の呼吸では息を吸うと酸素が血液に入り、血液中の二酸化炭素が外へと排出されます。しかし、ストレスや緊張が加わると呼吸が速くなります。酸素が大量に肺に入りますが、血液中に入れる量は決まっているので、血液中に酸素が入りすぎることはありません。しかし、二酸化炭素はどんどん出て行って血中は二酸化炭素不足の状態になってしまうのです。こうなると脳の延髄から「呼吸を止めろ」と指令がでて肺の動きが止まります。しかし、意識を司る大脳皮質はこの事態に「苦しい!呼吸しなきゃ!」と感じて焦ってしまうのです。つまり、過呼吸の発作は二酸化炭素不足を回復するため呼吸を止めようとする防御反応が息苦しいと感じる状態なのです。

 

ペーパーバッグ法の危険性

過呼吸の対処法といえばペーパーバッグ法が有名ですが、ペーパーバッグ法で窒息死してしまうこともあるのです。ペーパーバッグ法は心理的に落ち着く効果がある可能性はありますが、医学的に正しい方法だとは考えられていません。

 

過呼吸の正しい応急処置

過呼吸は時間がたてば必ず症状が落ち着くのでそっとしておくのが基本です。

・吐くことに意識
・「吸う:吐く」=1:2
・1回の呼吸で10秒くらいかけて吐く(息を吐く前に1~2秒くらい息を止める)
・胸や背中をゆっくり押す




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