関節リウマチの最新治療法|ためしてガッテン

NHK総合テレビ「ためしてガッテン」で関節リウマチの治療法の進化について放送されました。関節リウマチは30代・40代の女性の発症率が高く、患者の比率は男:女が1:4です。

私達の関節は滑膜(かつまく)と呼ばれる膜に包まれています。滑膜からは関節をスムーズに動かすための潤滑液が出ています。しかし、関節リウマチになると激しい炎症が起きて滑膜がボロボロになってしまいます。やがては骨まで破壊され大きく変形してしまうのです。

 

関節リウマチが重症化するワケ

関節リウマチが重症化するかどうかは、運命を分ける瞬間があります。免疫細胞はウイルスや細菌を見つけるとサイトカインという物質を放出し、サイトカインが他の免疫細胞に指令を出します。呼びかけに応じた免疫細胞たちがウイルスや細菌を攻撃。こうして私達の身体は外敵から守られているのです。
ところが、関節リウマチを発症するとき、免疫細胞は自分の細胞を誤って敵だと勘違いしてしまうのです。すると、集まった免疫細胞は自分の身体の一部なのに関節に攻撃をしてしまいます。こうして起こるのが滑膜炎。関節はウイルスなどと違って攻撃を受けてもなくなることはありません。するとサイトカインが増加し、免疫細胞を呼び集めて総攻撃をしてしまうのです。こうなると破壊は滑膜だけにとどまらず、骨にまで及んでしまいます。こうして起こるのが骨の変形です。

このサイトカインが増加し、サイトカインの嵐になる前に治療を始めることができるかどうかが関節リウマチが重症化するかどうかの分かれ目となります。サイトカインの嵐が起こるのは一般的に6ヶ月と言われています。これまで「早期関節リウマチ」は発症から2年まででしたが、2008年からは発症から6ヶ月までと定義も変わりました。

 

超早期発見の診断法

レントゲン写真では早期の関節リウマチを見つけるのは難しいです。そこで、最近行われているのが超音波による画像診断です。

 

関節リウマチの新しい治療法

そこで出てきた新しい治療法が生物学的製剤です。生物学的製剤はサイトカインの働きをピンポイントで抑えるものです。サイトカインは病気が進むと量・種類が急増します。その前に投薬を始めることが大切です。ただし生物学的製剤はウイルスや細菌への免疫機能が低下するという副作用が出ることもあります。

 

関節リウマチを見分けるポイント

・手指の第二、第三節、手首が痛む、腫れる
・腫れている所を横から触るとゴムのように柔らかい
・朝起きた時痛い、動かしにくい(こわばる)

症状が気になったらリウマチ科へ。整形外科・内科でも受診できます。

 

関節リウマチになると痛いため、動かさなくなります。すると血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。そして関節が動かなくなってしまいます。骨が完全に壊れてしまっているわけではないのに、痛いため動かさなくなり動かなくなってしまうのです。関節が動かないからといって、必ずしも骨破壊が起きているわけではありません。

 

関節リウマチのらくらくストレッチのやり方

1、腕を肩の高さまで上げる
2、軽く握って開く
3、開いた状態で10秒キープ
4、ゆっくりグーにして(親指は外側に)10秒キープ

1セット3~5回を毎日続けましょう。




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