糖尿病 食べる順番療法&最新治療法|L4YOU!

テレビ東京の「L4YOU!(エルフォーユー)」で糖尿病の新常識が放送されました。糖尿病の患者数は年々増え続けており、予備軍を含めると推定される数は2500万人以上。20歳以上の4人に1人が糖尿病の危険性を秘めていると言われています。糖尿病は放っておくと人工透析や失明の危険が高まるだけでく、心筋梗塞や脳梗塞、がんなど様々な病気の引き金になってしまうのです。

 

糖尿病とは?

私たちが食事をすると炭水化物など糖質を含んだ食べ物は体内で消化・分解され小腸でブドウ糖となります。そして小腸で吸収されたブドウ糖は血液中へと流れ出すと血糖値が上昇。健康な人は血糖値が上がるとすい臓がインスリンを分泌。血液中のブドウ糖を体細胞に取り込むため血糖値が減少します。ところが、糖尿病の人の場合、何らかの原因ですい臓から分泌されるインスリンの量が減少したりインスリンの働きが悪くなりブドウ糖をうまく体細胞へ送ることが出来ないため、血液中のブドウ糖を減らすことが出来ず高血糖状態が続いてしまいます。放っておくと血液の流れが滞り血管は次第にボロボロに。その結果、毛細血管が詰まり手足の末端の感覚が鈍ったり失明の原因になるだけでなく動脈硬化がすすみ、心筋梗塞や脳梗塞などを発症する恐れが高くなってしまいます。さらに、健康な人に比べがんの発症率は1.2倍。認知症の発症率は2倍にも跳ね上がってしまいます。

 

隠れ糖尿病

健康診断や人間ドックで血糖値が正常と言われたからといって安心はできません。通常、健康診断などで行う血液検査はお腹がすいた低血糖状態で測定するので、血糖値が一番低い状態です。しかし、隠れ糖尿病は食後に変化が。食後に血糖値が140mg/dlを超える人は隠れ糖尿病と言われ危険な状態なのです。

 

糖尿病の危険度チェック

1、揚げ物や甘い物が好き
2、若い頃より10kg以上太った
3、巨大児(4000g以上)を産んだ
4、40歳以上である
5、両親や親戚の中で糖尿病の人がいる

 

自宅で尿チェック

尿糖試験紙(にょうとうしけんし)を使うことで自宅でも尿で測定することができます。色の変化で尿糖値を判定します。尿糖試験紙は薬局で購入することが出来ます。

 

糖尿病といえば血糖値を上げないために糖質の多い炭水化物を抜いたり、カロリーを気にしてお肉を控えたり好きなものが食べられなくて大変という印象がありますが、過度な食事制限はしなくてもいいのです。血糖値の上昇を抑える食べ方が「食べる順番療法」です。

 

食べる順番療法

1、食物繊維の多い野菜から食べる
野菜やキノコ、海藻類などの食物繊維は糖質の吸収を抑える働きがあるため、最初に食べるのがオススメです。

2、たんぱく質
肉や魚、豆類などのたんぱく質は細胞や血液を作るのに大切な栄養素。不足しないようにキチンと食べることが大切です。特に糖尿病の人は血管が詰まりやすく衰えているためサバやサンマなどの青魚がおすすめ。青魚に含まれるEPA(エンコサペンタエン酸)が血管を保護し動脈硬化を防いでくれます。

3、炭水化物
血糖値を上げやすいイモやパン、麺類などの炭水化物を最後に食べることで糖質の摂り過ぎを防ぎ血糖値の上昇を抑えてくれるのです。

 

BOT治療&GLP-1

今までの糖尿病治療ではインスリン注射は最後の手段と言われていましたが、今は早期にインスリンを導入するのが効果的と言われています。それがBOT(ビーオーティー)治療です。以前は食事の前に1日3回インスリン注射を打たなくてはいけませんでしたが、最新治療BOTでは1日1回の注射と飲み薬だけ。さらに、注射の針も従来に比べ細くなり痛みを軽減できるのが特徴です。早い段階からBOTを導入し血糖値を安定させることで、将来的にはインスリン注射を手放すことも出来るのです。

これまで、糖尿病の薬はインスリンだけと考えられていましたが、インスリンとは全く別の「GLP-1(ジーエルピーワン)」という新薬が開発されました。GLP-1はすい臓からのインスリンの分泌を促す成分が含まれており、インスリンが必要な時にだけ作用するため低血糖を起こさずに安心して使える薬として注目されています。

さらに糖尿病の最新治療で欠かせないのが「24時間血糖測定器」。測定器といっても大きさは500円玉ほど。これを皮下脂肪が多いお腹につけ体液に含まれた糖の濃度を24時間測定できるのです。1日という長い周期で血糖値の変動をチェックできるため、いつどんな薬を投与するのがベストなのかを的確に判断でき、糖尿病の治療に大いに役立っています。




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