脂肪肝|モーニングバード!

テレビ朝日の「モーニングバード!」アカデミヨシズミで脂肪肝について放送されました。

 

肝臓の働き

食べ物から得られた栄養素はそのままでは体で使うことは出来ません。肝臓が栄養素を分解・合成することで初めて体を動かすことのできるエネルギー源になったり筋肉の材料になったりするのです。また、肝臓はエネルギー源となる栄養素を一時的にためておく貯蔵庫の役割も果たしています。さらにアルコールやアンモニアなどの有害物質を分解する解毒作用や、余分なコレステロールを排出する胆汁の生成などもしています。このように肝臓は細かい仕事を含めると500もの仕事をもくもくとこなす人体の肝となる臓器なのです。

 

脂肪肝

お酒の飲みすぎによってまず引き起こされるのが脂肪肝です。肝臓に余計な中性脂肪が溜まっている状態です。体にアルコールが入ると肝臓はアルコールを分解する解毒作業を行います。その過程で生まれるのが中性脂肪。通常ならば肝臓はその中性脂肪を消費していきますが、お酒を飲みすぎると処理能力の限界を超えてしまい必要以上に中性脂肪の在庫を抱えてしまいます。この状態を放っておくと肝臓が炎症を起こす肝炎となり、さらに細胞が死滅することで細胞の弾力性が失われ肝硬変を引き起こしてしまいます。

これまではエコー検査で異常が見つかれば針を刺して直接肝臓から細胞を採取して調べていました。しかし、最近は針を刺さなくても超音波と振動波で肝臓の状態を検査できるフィブロスキャンという機械が登場しました。

ここ10年の研究で脂肪肝の原因はお酒だけではないことが明らかになりました。食べすぎ、不規則な生活など太る生活習慣が脂肪肝の原因です。アルコールだけでなく糖分や脂質を多く摂り過ぎると肝臓は必要以上に中性脂肪を作ってしまい、ためこんでしまいます。さらに運動不足によって中性脂肪を使う機会も減り、肝臓がフォアグラ化してしまうのです。さらにその後、肝炎を引き起こし肝硬変にまで悪化することもあるのです。

 

危険度チェック

・朝食を食べない日が多い
・階段よりエスカレーターを使う
・食べるのが早い
・食べ残すことが出来ない
・果物をよく食べる
・間食をしてしまう
・睡眠時間が6時間以下

 

結果

0~1個:危険度 低
2~4個:危険度 中
5個以上:危険度 高

 

肝臓としじみ&レバーの意外な関係

シジミやレバーは肝臓に良いと昔から言われています。しかし、最近の研究では鉄分が脂肪肝やC型肝炎に良くないのではないかと言われています。しじみやレバーは鉄分を多く含んでいるのです。肝臓が悪い人は積極的に鉄分を摂ってはいけません。

肝臓は溜める機能を持った臓器。通常は鉄分も他の栄養素と同じように必要な分だけ溜め込んでいます。ところが、脂肪肝や肝炎になると肝臓内の鉄分を排出するスイッチが壊れてしまい必要以上に鉄分を溜め込んでしまうことに。その結果、肝臓にたまった過剰な鉄分が活性酸素を発生させ肝臓を傷つけ症状を悪化させてしまうことになるのです。

 

脂肪肝対策

飲みすぎ食べすぎ運動不足が招いた脂肪肝。体を動かさなければ中性脂肪は減らないのです。そんな脂肪肝対策として最も推奨されるのが1日30分歩くこと。さらに、椅子に座り1分間の片足上げを左右10回ずつ行うのも効果的です。

 

肝臓に優しいお酒の飲み方

・飲まない日を週2日作る
・日本酒なら2合まで
・ビールなら中ビン2本まで
・ウイスキーなら水割り2杯まで




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