気づかない化粧品かぶれ 体質が突然変わるとは?|ためしてガッテン

NHK総合テレビの「ためしてガッテン」でしつこい湿疹かゆみの犯人を大発見が放送されました。お肌のトラブルには原因がハッキリしないものが多いです。その原因が気づかない化粧品・目薬・塗り薬かぶれのことがあるのです。

 

長野県に住む吉沢麻由美さんは3年前、突然原因不明の肌荒れが起こりました。仕事で出かけた旅先で突然あごの下に痒みを感じたのです。3日後、かいたところが次第に赤くなっていました。病院に行くと花粉症と診断されました。しかし、花粉の季節を過ぎても症状はむしろ悪化し、顔全体に赤い湿疹が出始めました。医師からは様々な薬が処方されましたが、どれも効果はありませんでした。ほこりやカビが原因かもと家の掃除をしたものの良くなる気配はありません。化粧も最小限におさえたものの症状は治まりませんでした。原因がハッキリしないまま1年以上経ち、黄色い膿のようなものが頬から出てくるようになりました。吉沢麻由美さんのかぶれの原因は化粧品かぶれでした。しかし、原因を突き止めるまでに2年半もかかってしまいました。それは吉沢さんが症状が出た化粧品を3ヶ月前から使っていたからです。

 

かぶれとは

かぶれには2種類あります。それは「遅いかぶれ」と「早いかぶれ」です。輪島塗の漆(うるし)はすぐにはかぶれず20時間ほど経ってからかゆくなりますが、山芋は1~3分でかゆくなる早いかぶれです。早いかぶれは漂白剤やオムツ、薬品など。一方、遅いかぶれは銀杏、目薬、塗り薬、化粧品など。早いかぶれの場合、かゆみが続くのは1~2時間ですが、遅いかぶれの場合かゆみが続く時間は1~2週間。痒みのピークがくるのは1週間後です。しかし、化粧品や目薬、塗り薬などが遅いかぶれであることを知っている人は少ないのです。使用をやめても2週間まで症状が出るので、それが原因だとはなかなか気づけないのです。また、今まで使っていて何ともなかったもので突然かぶれてしまうこともあるので気づくのが難しいです。

 

体質が変わるとは

皮膚のすぐ下には樹状細胞(じゅじょうさいぼう)があります。樹状細胞は体の外から化学物質など有害なものが入ってきた時に、有害物質を捕まえて皮膚の奥にあるリンパ節へ送ります。すると、敵と見なされ白血球の攻撃対象になってしまいます。

化粧品や目薬などの場合、樹状細胞は有害物質ではないと判断し受け入れます。しかし、樹状細胞が本当に化粧品を放っておいて大丈夫か不安に思い、たまたま敵と認識してリンパ節に報告しに行ってしまうことがあるのです。すると白血球は化粧品を攻撃するようになってしまうのです。つまり、よく言う「体質が変わる」とは樹状細胞が報告することにより、かぶれる体質に変化することなのです。化粧品を敵と見なした白血球は攻撃を開始。しかし細菌やウイルスと違い攻撃したからといって殺すことは出来ません。白血球は水分を出し異物(化粧品)を薄めます。細胞で水ぶくれのようなものが出来ると当然皮膚が盛り上がります。これが湿疹の正体。そして異物(化粧品)と水を体の外に出そうとする新陳代謝にかかる時間が2週間なのです。

 

かぶれたかも?と思ったら

1、1~2週間やめてみる
2、オープンテスト(ひじの内側などに1日2回つけてみる)

 

パッチテスト

吉沢さんは東邦大学医療センター大森病院ではパッチテストを受けて、かぶれの原因となった化粧品を突き止めました。パッチテストを受けられる病院は日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会のHPで調べられるそうです。




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