歯周病 自分でできるチェック法&予防法|L4YOU!

テレビ東京の「L4YOU!(エルフォーユー)」で歯周病について放送されました。解説していたのは東京医科歯科大学の和泉雄一さん。

 

80歳以上の7割の人は8本以上の歯を失っているという調査結果が報告されています。歯を失う一番の原因は虫歯ではなく歯周病(ししゅうびょう)です。早い人は10代から始まり40代以上の約8割の人は歯周病を患っていると言われています。やっかいなのは歯周病は虫歯と違い痛みも少なくじわじわと歯を蝕んでいくため気づいた時には手遅れになる可能性もあることです。

 

歯と歯茎の間の小さな溝に入り込んだ歯垢(プラーク)に歯周病菌は潜んでいます。プラークが溜まると歯周病菌を含む細菌により歯肉が炎症を起こし歯肉炎に。歯肉炎が進むと溝は少しずつ深くなりプラークが溜まりやすい状態になります。次第にプラークは硬くて取れにくい歯石に変化。すると歯周病菌がさらに増殖し始めます。歯肉の炎症は強まり歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)という骨がなくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまうという結果になってしまうのです。

 

歯周病菌の検査方法ペリオチェック

1、歯と歯肉の間に溜まった歯垢(プラーク)を採取
2、歯周病菌に反応する薬剤を注入
3、保温機に入れ15分待つ
4、液体が青くなればなるほど歯周病菌がいます

 

歯周病は万病の元

歯周病菌は心筋梗塞や脳卒中などを悪化させるリスクを高めます。動脈疾患の危険度は歯周病だとそうでない人に比べて5.45倍も高くなります。歯周病菌は歯茎の毛細血管から入り動脈硬化を誘発するのです。

 

自分でできる歯周病チェック

1、少し触っただけで歯茎から出血する
2、歯茎が腫れている
3、口の中が粘つく
4、歯が長くなったように感じる
5、歯が動いて物が食べづらい

 

歯周病を予防するには歯周病菌が潜むプラークがたまらないようにように心がけること。そのためには日々の歯磨きは欠かせません。

 

歯周病を防ぐ歯磨きの仕方

1、歯ブラシを歯に垂直に当てる
2、約20~30往復細かく動かす
3、前歯の裏側は歯ブラシの先を使って細かい振動を与える

 

歯周病を防ぐフロステクニック

1、肩幅の長さにとってフロスを右手の中指に巻きつける
2、左手の中指にもフロスを巻きつけ固定する
3、間の長さは5cmが目安
4、歯の隙間にフロスを入れ片側ずつプラークを落とすように動かす

 

歯肉炎のような歯周病の初期症状の場合、歯垢(プラーク)を除去し歯肉炎の炎症を抑えることで歯周病の悪化を防ぐことができます。歯周病が進行し歯を支える歯槽骨が減ってしまった場合、歯周組織再生治療(GTR法)という治療法があります。

 

GTR法の仕組み

1、歯槽骨を覆うようにGTR膜をつける
2、歯根膜が徐々に再生
3、歯槽骨も復活し歯を支える土台が蘇る

GTR法は保険適用されているので、どこの歯医者さんでも受けることができます。さらにバイオ・リ・ジェネレーション法という歯の根元に液体の再生材料を注入し、歯周組織の再生を促進する治療法もあります。




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