知覚過敏の原因&治療法&予防法|モーニングバード!

テレビ朝日の「モーニングバード!」アカデミヨシズミで知覚過敏について放送されました。大阪歯科大学歯科保存学講座の吉川一志さんは知覚過敏を中心に20年にわたり治療と研究を続けています。

 

知覚過敏の原因

歯はエナメル質、象牙質、歯髄の3つで構成されています。歯の表面のエナメル質が何らかの原因で失われたり加齢や歯周病などによって歯茎が下がり象牙質が露出すると知覚過敏を引き起こします。象牙質にある象牙細管という細い管は歯全体に栄養を与えています。しかし、エナメル質がなくなったり歯茎が下がったりすると、この穴から冷たい水が浸入し奥の神経を刺激してしまうのです。エナメル質や歯茎は知覚過敏を防ぐ大切なバリアなのです。ところが最近、象牙質が露出していなくても知覚過敏が起こることがあることが分かりました。それが歯ぎしり。歯ぎしりを繰り返すことによりエナメル質にヒビが入りそこから冷たい水が染み込んでしまうのです。また、酸蝕歯(さんしょくし)が原因で知覚過敏になることも。通常の虫歯はミュータンス菌などの虫歯菌が出す酸によってエナメル質が溶かされていきます。一方、酸蝕歯は梅干やお酢など酸性食品によってエナメル質が溶けてしまった状態。酸性食品を食べた後すぐに歯を磨くと酸蝕歯が進んでしまうので、食後30分~1時間後に歯を磨いた方がいいのです。

 

知覚過敏の治療法

・レーザー治療
知覚過敏を治療するレーザーは炭酸ガスレーザー。エナメル質がなくなってむき出しになってしまった象牙細管。この象牙細管の中にだ液によって運ばれたたんぱく質があります。ここにレーザーで熱を与えることでたんぱく質が固まり穴自体を塞いでしまうのです。何回かレーザーを当てると穴が塞がり刺激が神経まで届かなくなるのです。

・歯の絆創膏
現在、研究が行われているのが歯の絆創膏。厚さ0.004mmの絆創膏を歯に貼り付けることで知覚過敏や虫歯の予防や治療が可能だと言います。現在は歯磨きすると絆創膏が剥がれてしまうので、剥がれないように研究されています。

 

知覚過敏の予防法

だ液は口の中を中和させ再石灰化を促してくれます。唾液スイッチこと唾液腺は耳の下にある耳下腺(じかせん)、あごの下にある舌下腺(ぜっかせん)、顎下腺(がくかせん)の3つ。食後に唾液スイッチを軽くマッサージすることで効率よく唾液が分泌されます。歯の再石灰化を促し知覚過敏の解消につながります。




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