ダークチョコレートで高血圧の予防&改善|たけしのみんなの家庭の医学

テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」名医が認めた病を予防&改善する体に効く食べ物SPでチョコレートの健康効果について放送されました。

 

チョコレートには高血圧の予防・改善効果があるといいます。慢性的に高い圧力が血管にかかることで血管はしなやかさを失い硬く厚みを増していきます。すると、ある瞬間破裂して出血したり血管自体が詰まってしまう事態に陥るのです。そんな高血圧をチョコレートで改善させるという研究が世界中で進められ、現在までに発表された医学論文は150編以上にもなります。

 

例えば2005年、イタリア・ラクイア大学が発表した論文では20名の高血圧患者に1日100gのチョコレートを15日間食べ続けてもらったところ、最高血圧が約12mmHgも下がったと言います。さらにアメリカのウォールデン大学などの研究チームは1万4310人の食生活を調査。チョコレートをより食べている人の方が血圧が低いことを突き止めました。こうした数々のチョコレートに関する医学論文が発表されていく中、2011年ハーバード大学がチョコレートの調査に乗り出しました。研究にあたったのはエリック・ディン教授。結果、チョコレートには血圧を下げる効果があると太鼓判を押したのです。

 

そもそもチョコレートは昔から薬として珍重されてきました。その歴史は紀元前2000年のメキシコにまでさかのぼります。チョコレートの原型が食べ始められたのは王族や貴族たちが疲労を回復するためだったと言われています。当時のチョコレートは原材料のカカオ豆の種子をすり潰し砂糖も何も加えず、そのまま飲む飲み物でした。苦味と脂っこさが強く美味しいものではなかったと言います。そんなチョコレートが現在の美味しい固形のものになったのはオランダ人のバンホーテンがきっかけでした。当時、チョコレートを薬として製造していたバンホーテンは常々おいしくない薬だと思っていました。少しでも美味しく飲めるように高品質なカカオ豆だけを選別し100度以上の温度で炒って香ばしさを引き出し焙煎した豆から皮を取り除きすり潰しました。こうして出来たのがチョコレートの大元になるカカオマス。バンホーテンはさらにこのカカオマスをカカオバターとココアパウダーに分離することに成功。カカオバターにカカオマスや砂糖を追加し固めることで苦味を抑えた滑らかな味わいのチョコレートが誕生しました。ココアパウダーはお湯に溶かすことでチョコレートと同じ健康効果があるココアが誕生しました。その後、チョコレートとココアは爆発的に世界中に広まり本来の薬というよりもお菓子として親しまれるようになったのです。

 

血圧を下げる効果があるのはチョコレートの中のエピカテキンという物質。エピカテキンはリンゴやぶどう、緑茶などにも含まれていますが特にチョコレートに多く含まれていると言われるポリフェノールの一種です。チョコレートを食べると小腸でエピカテキンが吸収され血液中に流れ込みます。すると、血管の収縮を司る内側の細胞に染み込み、その活動を活性化。血管が拡張し血圧の上昇を抑えることが出来るというのです。チョコレートの中で医学的に効果があると証明されているのはまだダークチョコレートだけです。食べる量の目安は1日板チョコ1~2枚程度で血圧が下がったという報告が多いそうですが、1日6.3g(チョコ1片)でも血圧が3mmHg低下したという研究もあるそうです。つまり少量でも長期的に食べていけば効果が期待できるということです。

 

番組では具志堅用高(ぐしけんようこう)さんがダークチョコレートのチョコチョコ食べに挑戦していました。ダークチョコレートを食べる前の具志堅用高さんの血圧は最高血圧142の最低血圧90でした。3週間後には最高血圧130、最低血圧72にまで改善していました。




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